■ 体脂肪の燃焼には有酸素運動を
体脂肪を減らすのに有効なのは、有酸素運動です。簡単に説明すれば、きつすぎない運動を長時間続ける、ということになります。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などがその例。運動の際は準備運動を念入りにし、徐々にペースを上げていきましょう。最後はゆっくりペースを落とし、脈拍を正常に整えるのも大切。なお食前?食後?早朝や、体調がよくないときの運動は避けてください。
■ はじめから無理をするのは禁物
日頃あまり体を動かさない人が、急に無理な運動を始めるのもおすすめできません。いきなりがんばると疲れだけが残り、続ける気力をなくしてしまうでしょう。あくまで少しずつ運動量を増やしていくのがポイント。また「ふだんは電車で行くところを歩いてみよう」「エレベーターではなく階段を使ってみよう」など、日常生活の中で体を動かす機会を増やし、それから本格的な運動に臨んでもOKです。
ダイエットを成功させるコツ
減量のスピードは月に1〜2kgがベスト
急激に体重を減らすような減量 のしかたは、貧血や生理不順などの健康障害を起こしがちです。また、減量をやめたとたんに体重がリバウンドしたり、前より増えてしまうことも珍しくありません。月に1〜2kgの無理のないペースを守りましょう。
3〜4週間目を乗り切ること
減量を始めると最初の1〜2週間は目に見えて体重が減ります。これはおもに体から余分な水分が抜けたため。ところが、3〜4週間もすると、体の防衛反応でそれ以上体脂肪を減らさないように基礎代謝も低下してきます。この体重停滞期を乗り越えると体重は再び減っていくので、そこで投げ出さないことが大切です。また、停滞期を確実に乗り切るためには、少し運動を加えると効果的です。
食事+運動こそ成功の近道
食事療法だけ、あるいは運動療法だけでは、思ったような効果が出ません。食事療法だけでは体脂肪のほかに筋肉や骨まで減少してしまい、かえってプロポーションが悪くなったり、体調を崩したりします。また、缶ジュース1本分のカロリーを消費するのでさえ約30分の早歩きが必要なことを考えると、運動療法だけで減量するのも大変。両方行ってこそ効果的と言えます。
「太りにくいライフスタイル」を長期計画で
ダイエットの近道は、食事と運動をトータルに考えた生活習慣を実践すること。「行動修正療法」といって、長い間にしみついた生活習慣を少しずつ修正し、太りにくいライフスタイルを作り上げることが大切です。そしてこれらを実行することが、結局は後戻りしにくい健康的な体をつくることになるのです。