そのように考えたことはありませんか?
原子?分子?クオーク?電子?
これじゃあ、ちょっとミクロすぎる。それに、想像しにくい。
僕が言いたいのはもっと抽象的な概念なんだ。
昔のギリシャの偉大な学者さんたちも、きっとこのような問に頭を悩ましていたんだ。
地中海の畔で、ポリスに暮らしながら、奴隷に日常のすべてを任せ、アナムネーシス(想起)に耽っていたに違いない。そして、時々考えている振りをして居眠りしていたに違いない。
さて、世界の構成要素はいったいなんなのでしょうね?
とりあえず、僕が考えているのは「関係性」と言うこと。
具体的ではないのだけれども、「関係性」によって世界は出来ていると僕は思うんだ。
そもそも僕たちが世界を認識出来るのは、脳が目と視神経でつながって、それを通して世界と「関係」を持っているからなんだ。関係を持っているってちょっとエロいね。
でだ。
関係性がなければ、世界は何にも認識されない。「知覚するもの」と「知覚されるもの」の間に関係性がなければ、おそらくそこには「何もない」としかいえない。
存在の有無は認識があってこそ初めて成立するものであるからね。
例えば、実際には幽霊がそこら中に溢れているとしよう。
だけど、僕たちはそれを認識することができない。
すると、それは世界の一部とはいえない。認識できないから。
認識できないから、幽霊はいないんだ。
人類が滅亡しても、夕日は赤いか。
そう言われたら、きっと答えは「ノー」だよね。
だって、「赤」と言う言葉を、あの夕日の赤色と定義したのが人間だから。
そして、「赤」と言う言葉、すなわち記号に付与された意味は本質に先立たない。
その色を「デロパミリア」だろうが、「エテポンゲ」とも呼べるのだから。
人類が人類足り得る能力には4つある。
「抽象思考」
「計画」
「発想力」
「記号的行動」
この4つが人間を作った。宗教を作った。芸術を作った。
世界はあらゆる関係性の上で成り立っている。
膨大な認識のネットワークが張り巡らされている。
誰にも認識されないと言うことは、存在そのものが無いと言うこと。
いわゆる「ゴースト」ってやつだ。
さっきの幽霊じゃないけど、やっぱり「ゴースト」は存在するんじゃないのかなって思うんだよ。
誰かが誰かの「ゴースト」なんだ。
関係性の外にいる宙ぶらりんな存在。
存在しないのに、存在と言うのはなんか変だけど、「ゴースト」は確実に「ある」。
「ボクはここにいるよ」
そんな主張をしても、あの人にとって僕は「ゴースト」でしかない。
虚空を響く虚しい叫びがこだまするだけなんだ。あの人の耳には決して届かない。
関係性のネットワークに縛られて身動きがとれない男がいる。
いろんな人間がいる。
僕は誰かと関係性を持ちたいと思っている。もちろんそれには性的な意味も含まれているよ。
関係性が集団を作る。その中から新しいミームが突然変異で発生する。
なにかがおかしいんだ。
何かが狂っているんだ。
それにしても、
今日はFF13の発売日だ。
つづく