THE ALFEEをヘビメタ色に着色している彼のソロライブは期待通りのスーパーヘビメタライブ。あの激しいステージを3時間30分にわたって続ける54歳はただものではありません。
さて、そのステージで演奏された曲の中で一番びっくりしたのが「まほろば」でした。
そう、さだまさしさんの名曲に「まほろば」という曲があります。それと同名なわけです。
最初セットリストでこの曲名を見たときには、「へー、同じタイトルの曲を作ったんだ」と思いながら、聞いていると、ハードなビートの完全ヘビメタながら、歌っている曲はまさしくさださんの「まほろば」。
これはいったい何なんだと頭がパニックになりかけました。
後で聞いてみるとさだまさしさんが35周年を記念して制作中のトリビュート・アルバム用に先日レコーディングをしたのだそうです。
しかも、コンサート後に話を聞くと、実はさださんファンの高見沢さんが自らこの曲を選んだんだとか。
驚きでした。
常々この曲や「胡桃の日」「春雷」「天然色の化石」などはロックだと思っている僕にとってはそれを僕が考えているよりはるかに上のレベルで実証してくれたような作品になっており、大感激でした。
打ち上げの席で事務所の社長の関口さんから、「明日坂崎のイベントでグレープ再結成、そして本家「まほろば」が聞けるよ」という耳打ち。
そんなおいしい話、行かねばなりません。
夜の会食をキャンセルさせてもらい、zeppまで行きました。
この日はフジテレビ主催のイベント「お台場フォーク村」の1日目。
始まる前の楽屋に行ってみると、坂崎さんは楽屋でいつも通りギターを弾いている。
(なんとそのギターはマーティンが彼のシグニチャーモデルを制作することが決定し、そのプロトタイプのようでしたが、いい音してました。1台150万らしいけれど、もう数十台の予約が入っているとか、ビックリ)
隣の楽屋ではさださんやその仲間たちが窮屈そうにしていました。
そこでさださんに高見沢さんのライブの話をすると…。
「僕も行きたかったんだよね。高見沢くんにトリビュートへの参加をお願いしたら、どの作品を選んでどんなアレンジをしてもいいですかって言われて、いいよって言ってたら、あんな凄いのができあがった。もう僕は彼の僕に対する痛いほどの愛情を感じましたよ(笑)」
さて、本家「まほろば」。
イベント自体は、最高に面白く、ピースや平川地や直太郎くんらと坂崎さん、さださんが絡み合いながらのステージは出演者たちも大変楽しげで最高のパフォーマンスを繰り広げてくれました。(たぶん、後日フジテレビ地上波以外で放送されるんじゃないかと思います。)終わったのが11時すぎたにもかかわらずほとんどの人が残っていたのが面白さの証明でしょう。
本家「まほろば」はこの本編の最後に歌われました。
あの激しい高見沢「まほろば」を聞いた後だと、最初はおとなしく感じられた本家ですが、そこはやはり本家。分家はアレンジまでも含めた作品全体でロックをしているので詩の内容が伝わりにくかったのですが、本家は詩の世界の激しさがストレートに伝わり、この作品のロック性の源がどこにあるのかを教えてくれました。
トリビュートアーティストをみんな集めて、さだまさし聞き比べコンサートがあれば最高に面白いのに、なんて、つい考えてしまう2夜でした。
まっさんの歌は、歌詞の意味がしっかりわかり、
その重さに、へヴィメタより激しいと思いました。
それから、坂崎さんのギターはマーティンのシグネチャーモデルですよ〜!
エンタメ社長さんのブログはさださんの情報も多くいつも楽しく拝見させて頂いております。
お台場フォーク村も良かったですし、さださんのトリビュートアルバムも楽しみですね。
これからもよろしくお願い致します。