さてさて、しばしGKの製作現場の報告をしてきましたが
その中で私が散々
カットと呼んでいた代物のご紹介をしたいと思います。
カット袋と呼んでいる、この紙の袋。
作品名、話数番号、カット番号、尺、原画さんや動画さん達の名前、動画枚数、仕上げ枚数・・・・
などなど、色々書き込みされていき、どこまでチェックが進んでいるのか見てわかるように
どんどん書き込みしていきます。
そんなカット袋に
Rって書かれた紙が貼られてますが
これは
リテイク表と言って、フィルムになった絵を確認して
動きとか、芝居とか、背景、塗り間違いなど、おかしいところがないかチェックをした時に
「〇〇を修正します」と言われたカットに貼られるものです。
修正しなければならない素材に、修正内容を書いたこの紙を貼って
関係各位に回して、再度フィルムにしてOKが出たら終了となります。
そんなカット袋の中身を、ちょっとだけご紹介しますね゚+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゚
向かって右側に、何かゴチャゴチャと書かれたベージュっぽい色の紙がありますね。
これは
シートと言って、キャラクターの動きのタイミング(芝居)や、動画や撮影さんへの指示など、
とにかく色々とそのカットに関する必要項目が書かれます。
この指示を元に、動画を描いたり、撮影したりするので、必要不可欠な素材なのです。
そしてこちら。
原画・・・かな?
画像小さくしたら、よく見えない・・・Σ(TωT)ーーー・・・!!
動画に至るまでに、レイアウト(またはラフ原)というものと、原画というものを描き起こします。
・・・・・・で、これをどう説明したものかと考えたのですが・・・・・
無理かも(;・∀・)
実際ですね、私が制作として仕事を始めた時、先輩からカットの中身の説明をされたんですが
物を見せてもらいながら説明してもらったにも関わらず、最初は物の違いがよくわからなかったという・・・・orz
なので、とりあえず話しますが、分からなかったら飛ばして下さい(;・∀・)
まず、「レイアウト」ですが、簡単に言うと「下書き」・・・・かな。
キャラクターの配置場所、お芝居などの動作、キャラの表情、背景・・・・などなど
そのカットに存在する物を描く上での下書きとなる物を、一人一人担当の原画さんが描きます。
それを演出さんがチェックして、キャラの動きのタイミングお芝居に関してや、構図など、
どう演出したいか指示をいれて、作画監督さんにカットが回り、作画監督さんが絵の修正を入れます。
多数の原画さんが絵を描く為、キャラクターの統一性が話数内で取れなくなってしまうので
統一性を取る為と、演出さんの指示に合わせてプラスアルファで絵を描き足したりもします。
その下書きに対しての諸々指示描きされた物が、再び担当原画さんの元に戻り
今度は「原画」を描いてもらいます。
「原画」は、簡単に言ってしまうと「清書作業」かな・・・
演出さんの指示と、作画監督さんが入れたキャラクターの修正を元に
綺麗に清書していき、足された指示があればそれに従って、素材を描き足していきます。
それが上がったら、再び演出さんと作画監督さんの元にカットが回ります。
チェックする内容は類似してますが、レイアウトの時には背景用の素材も作成するのと
必要な芝居なども追加したりと、チェックに物凄く時間を要しますが
原画に関してはチェックする内容がレイアウトの時よりも若干減ります。
そのチェックが終わったら、次はいよいよ動画作業になります。
動画は、原画をトレース(そのまま清書)するのと、原画と原画の間を中割りする作業などがあります。
中割りというのは、例えば後ろを向いていたキャラクターが正面に振り向こうとした時
原画では、「後ろ姿」「横向き」「正面を向いた顔」しか描かれてない場合
そのままではスムーズに振り向いたように見えない為、それぞれの間を繋ぐ素材を作成していき
スムーズにキャラクターが動くようにする為の、「間の素材」の事を言います。
その後に、仕上げ、撮影、編集・・・と工程を踏んでいきます。
とまぁ、こんな感じで全体の流れは進んでいきます(・∀・)
そしてこの荷物。
「キム様」と書かれていますが、韓国には「キムさん」が沢山います

まぁ、それは\(^。\)ソノハナシハ (/。^)/
この荷物は、韓国から日本に届けられた荷物です。
日本国内でお仕事をお願いする時は、制作進行の人が車で回収に出回ったり
大阪方面や、ちょっと遠いところにいる方に仕事をお願いしている時は郵送でやり取りをします。
ですが、韓国とのやり取りなので「協会便」というシステムを利用します。
飛行機で荷物を運ぶんですが、各会社が当番制で動いて、各社の荷物をまとめて韓国へ運び
韓国からの荷物は、日本に運びます。
毎日飛行機って・・・・・大変です(´-∀-`;)

山積みになったカット入りの箱。
カットが棚に詰まれた状態を見て頂きましたが、それがもっと数が集まり
ダンボールに詰めていくと、こんな感じです(;・∀・)
でもこれはほんの一部です。
【スラップ】は全26話なので、もっともっと沢山の箱の山になります・・・・・
私も制作時代はカットを箱に詰めてたんですが、これがまた重たくて重たくて


資源は大事に使いましょう(`・ω・´)ゞビシッ!!
って、アニメ会社の人が言っても説得力ない(´゚∀゚`;)
とまぁ、制作の流れは全体的にこんな感じです。
今までご紹介してきたのが大まかな流れ。
もっと詳しく知りたい方は・・・・・
アニメ業界の採用試験に臨んでください(´・ω・`)ノ
では、現場の報告はこの辺で終了とさせて頂きます(`・ω・´)ゞビシッ!!
何か他に聞きたいことがあったら、コメントに書いてくださいね〜
スタッフ