19世紀末にパリのエッフェル塔が完成するまでこの建物は世界一の高さだった。
なぜ七不思議なのか。たいてい「現在の科学では説明できない」からだよね。(笑) つまり、その時代に考えられるような知識や技術ではないとされているからだ。
ギザの大ピラミッドは、長さと高さの比は黄金比であり、正確に方位を割り当てていたことのほか、イギリスのジョン・テイラーが、ピラミッドと円周率の関係を発見した。何かしらの偶然の一致である可能性がなきにしもあらず・・・だけれど、石積技術からうかがえば、当時すでに円周率は求められていたと考えられる。
BC3世紀の古代ギリシアの数学者アルキメデスは、3+10/71<π<3+1/7から求めたのだが、その後12世紀のフィボナッチ、17世紀のニュートンなど、多くの学者が、さまざまな計算方式から求めている。
この「七不思議」は、BC2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観」の中で選ばれた古代の地中海地方に存在していた7つの巨大建造物の事が起源であるが、はたして「不思議」の存在だったのか。
万博のように、驚異を誇って「世界の七つの景観」としたのではないだろうか。数千年経たら、エッフェル塔も七不思議に入っているかもしれない。
さて「世界の七つの景観」の「バビロンの城壁」は、その後に「アレクサンドリアの大灯台」に変わっている。簡単に替えちゃうんだ。
七曜、ヨハネの默示録の7つの門、七つの大罪、七変化、七色と用いられる「七」の不思議。「景観」を「七不思議」にかえて、「七つ」という数字は変えたくなかったらしい。
写真は19世紀のステラオプティカン(stereopticon)のポストカード。


