――ひょんなことから子供を預かることになった歌舞伎町のホストたちが、とんだハプニングに巻き込まれてひと騒動!というだけでなく、社会問題ともちゃんと向き合っているという、おもしろい作品ですよね。
【鎌苅】 ハートフルな温かい作品で、メッセージ性もあるんですよ。とりあえずとか、成り行きで生きている人もいっぱいいると思うけど、人生には常に何かが起こっているのだからその中で何か“自分にはこれしかない”ってモノを見つけていくことは大事ってことが、僕のテーマでした。
――鎌苅くんが演じる健二も、なりゆきでホストになっちゃったんですもんね。
【鎌苅】 そんな健二が、子供を預けられたことをキッカケに、成長していくんです。
――健二くんの熱さには感動しました。
【鎌苅】 彼は真っ直ぐなヤツなんでね。俺も学生時代は熱くなれなかったし、成り行きで過ごすタイプだったんですよ。でも、後から気づくことがたくさんあって、健二を見て“俺もそうだったな”って重なるところはたくさんありますね。
【鎌苅】 この作品は、それぞれの役者のキャラクターになぞらえて役柄がつくられているので、それぞれがイメージ通りだったところもあるんですけど、兼ちゃん(兼崎健太郎=優役)は自分が思っていたイメージとは違ったし、こういう芝居をするんだ!っていう発見もあっておもしろかったですね。マモ(宮野真守=達也役)とは、ずっと笑っていました。同い年なんで、合間に2人でバカなことばかりやっていました。役者としても尊敬しているし、彼とはこうやって共演したいとずっと思っていたんで、夢が叶ってよかったです。知っている仲間がいい表情をしていると、自分もがんばろうという気になれるんですよね。
――けっこうアドリブのシーンもあったそうですね。
【鎌苅】 そうそう。たとえばホストクラブの接客シーンでの、「ドンペリホワイト」のくだりは台本にはなかったんですよ。そういうのを自分たちで作っていくのが楽しかったですね。また、雨の中で将太(保育園に預けられている子供の1人)が歩き回っているシーンを見て、俺、本当に泣けてきちゃって・・・。
【鎌苅】 好きですね。キラキラの笑顔もそうなんですけど、「え、そんなことするの?」みたいな、僕らには理解できない行動を見て爆笑するんです。アイツら怪獣なんで、撮影は大変でしたけどね(苦笑)。でも本当に仲良くなっていって、みんなに「健太お兄ちゃん」って呼ばれたときはうれしかったし、よし、がんばろう!と思えました。
――歌舞伎町の真ん中を、保育園のお散歩用ワゴンを押して子供たちと一緒に歩くシーンは、道行く人に注目されたのでは?
【鎌苅】 されましたよ〜。撮影をしたのは朝方だったんですけど、されないワケがないじゃないですか〜(笑)。歌舞伎町で実際にそんな風景があったらおもしろいですよね。
――自分は、“ホスト”と“保育士”、どっちが向いていると思いますか?
【鎌苅】 どっちも向いていて怖いです(笑)。まじめな話、どちらも人と関わる仕事なので、精神的に強くないとやっていけないでしょうね。どちらもやってみたいし、いろんな人生を経験してみたいと思いますね。
(文:三沢千晶)
(写真:鈴木健太)
(写真:鈴木健太)
【今回紹介した作品】
2009年01月31日(土)池袋シネマサンシャインほか全国順次ロードショー
≪STORY≫
歌舞伎町のど真ん中に “ホスト保育園” 開園!
ぐーたらなホストと子供たち・・・果たしてどうなるこのアマチュア保育園!?
大真面目!だけど可笑しい、とってもハートフルなコメディムービー!
(C)「新宿区歌舞伎町保育園」製作委員会
【鎌苅健太さんプロフィール】
1984年2月17日生まれ、大阪府出身。
2005年7月、舞台『THE☆BUSAIKU』(上杉真治役)で俳優デビュー。
同年8月、ミュージカル『テニスの王子様』The imperial Match 氷帝学園(宍戸亮役)で人気を博し、その後ドラマや舞台などで活躍。
2007年、体調不良のため芸能活動を休止するが、2008年2月17日、自身の24才の誕生日に公式ブログから芸能活動を再開。
2008年7月、ミュージカル『テニスの王子様』The Inperial presence氷帝 feat.比嘉、に宍戸亮役として出演。完全復帰を果たす。
■鎌苅健太さんオフィシャルブログ
■鎌苅健太さんオフィシャルサイト
【関連リンク】
■イケメンガレッジ Vol.20
『新作ではホスト&保育士役を熱演!笑顔が素敵☆情熱的で素直なイケメンに接近!!』(2009/01/14)