この『髪がかり』という作品は、夏木マリさん演ずる女性理髪師に髪を切ってもらうことによって、自分自身が変化していくという物語です。僕は、そのなかで就職活動に苦しむ俊介という学生の役を演じたのですが、この物語だけが河崎監督のオリジナルなんですね(それ以外の2話は、原作:山本甲士『わらの人』)。それだけに、すごく監督の思いがこめられているような気がします。
髪を切ってからの俊介は、明るいお調子者に変化していきます。こういう役は、今まで演じたことがないだけに挑戦ではありましたが、やれてよかったと思っています。正直なところ、多少照れもあったのですが、演じていくうちにだんだん楽しくなってきて、最終的には “もっとオレを見てくれ”っていう気分になっていました(笑)。
僕自身、お調子者の俊介に憧れる部分もあるんですよ。自分の言いたいことがちゃんと言えるのは羨ましいなーって。それ以外にも俊介は今の若者に足りない何かを持っていると思うんです。行動が突飛だから「何だこいつ?」って思うんだけど、どこか憎めないんです。そこが彼の魅力かなと。
この作品携わって感じたことですが、誰しも“変わりたい”という思いはあるんじゃないでしょうか。なかなか、言いたくても言えないこととか気持ちってあると思うんです。この作品の主人公たちは髪型が変わることで自分の性格が変わっていきますが、みなさんは、この『髪がかり』という映画をキッカケに自分の中の何かが変わっていけばいいなと思います。
【今後の活動予定】
河崎監督の作品に、『髪がかり』のほか2本に出演します。僕自身、河崎監督の世界観についていけるようにがんばっていますので、公開を楽しみにしていてください。
【今回紹介した作品】
映画『髪がかり』
2008年05月31日(土)
渋谷 Q‐AX CINEMAにてレイトロードショー
http://www.ponycanyon.co.jp/kamigakari/
(C) 2008ポニーキャニオン
楽しみにしています。タイトルが「髪がかり」と聞き、一瞬オカルト映画?!なんて思いましたが、そうではなく、私たちが日々「こうなりたい」「こうなれれば」という変身願望ってあると思います。今の自分が違う自分に変われたら・・・その一人に私がいます。そして、和樹くんが演じる俊介がどう変わっていくのか楽しみです。映画を通して自分も変われたら・・・と思っています。