
私は選手として戦えない。戦略も戦術も何も持ち合わせてない。
せめて何が出来るだろう?
ファンとしてサポーターとして、出来るだけ優等生でありたい。
例えば、このような認識を身に付けて応援し続けたい。エルガーの『威風堂々』を聴きながら穏やかな気持ちで〜
『スポーツには勝敗がつきものです。必ずどちらかが勝ち、どちらかが負ける。試合の数だけ勝者と敗者が生まれるのがスポーツです。
でもすべてのスポーツマンとスポーツチームは勝ちを目指している。そこに矛盾が生じます。
そして、スポーツする人だけでなく、スポーツのファンで応援している人も、みんな勝つことが好き。なぜスポーツをするのか、なぜスポーツが存在するのかをわかってないと困ることになるわけです。
勝ちを目指す中で、元気・感動・仲間・成長を感じ、より豊かになるためにスポーツは存在している。だから結果が仮に負けでも、やっている人と応援している人がこの元気・感動・仲間・成長を共有し感じることができればスポーツの価値はそこに存在しているんです。
勝利はわたしたち人間にとって甘い蜜で麻薬のようなもので、どんどん欲しくなる。しかし、試合をすれば、必ず敗者がでるのです。しかも勝ちの嬉しさは一瞬しかないのです。
本来スポーツは人生を豊かにするために存在するのですから、勝つこと以外の価値も知らないとつまらないスポーツに終わります。
グッドルーザーという言葉を知りましょう。負けても元気・感動・仲間・成長がプレイヤーとファンにあれば、グッドルーザーとなる。よい敗者というのが存在するんです。豊かになる時間がそこに存在していればそこに価値がある。もちろん、負けていいと言っているのではありません。
グッド・ルーザーになるには、選手も応援も一生懸命にプレイするそれが何よりの原点です。ただ勝ちたいのなら、いつも弱いチームとだけやれば全部勝てるでしょう。でもそれでは本物のスポーツとは言えません
そのチームが好きだから応援するのです。少しでも豊かな自分になりたいから応援するのです。自分が元気・感動・仲間・成長を、勝利とは関係なく少しでも感じればまずはよし。負けてガッカリするのは当たり前ですが、そこが大事なのです。そんなスポーツの 本当の価値を知る本物・本質・本流の応援ファンが日本中に増えることを望みます。それがプレイヤーを育てることにもなるでしょう。
一生懸命にプレイすることは必ずできる、勝つことは自分ではコントロールできないことがある、それがファンを通じて選手にも伝われば、 プレイヤーの質も高まるはずです。いいファンの数が増えることこそスポーツのレベルをあげてゆくのです』
仙台のゲームを控えた明治・筑波・両チームに敬意を表して。