ネイルアートとネイルケア。ネイルチップとは、人工的に合成された樹脂による付け爪のことで、両面テープや爪用接着剤を用いて爪に貼り付けて使います。
手軽に爪の長さを伸ばすことが出来る反面、スカルプチュアのような強度はないため、一時的なものとして使用されますが、普段爪を長く伸ばせない人には愛用されています。
ドラッグストアや化粧品を扱う小売店の多くで、既に工場で生産されたネイルチップが販売されています。ネイルチップには無地で自分の好きなネイルアートを施すことの出来るプレーンタイプ、すでにアートが施されたアートチップの両方があります。
黒崎えり子さんがプロデュースしたエリコネイルは、剥離紙をはがす手間もなく、爪に押し付ければすぐに装着できるワンタッチネイルという粘着剤つきのネイルチップです。エリコネイルに限らず、最初から接着剤が付いている ネイルチップも市販されています。
現在では、ネイルチップ用の両面テープも強力な粘着力をもつものもあり、また繰り返し使用できるネイルチップ用の接着剤も増えていますが、全ての市販のネイルチップではオリジナリティが無い為に、個人の趣味として、 アートを施したネイルチップを楽しむ人も増えています。
スカルプチュアの種類
@アクリリックネイル
通常「スカルプチュア」と呼ばれるのはこの形式です。混ぜると重合反応が起こり硬化するアクリルパウダーとアクリルリキッドを用いて人工爪を形作ります。
ジェルネイルに比べて安価で、強度が高く水などにも強く、アセトンに溶けるため除去はしやすく、正しい手順で行えば自分ではがすこともできます。
ある程度の時間でアクリルが硬化してしまうため、形を作るのには時間制限があります。反応時の匂いがきつく、爪へのダメージはジェルネイルよりも大きいです。
Aジェルネイル
紫外線で硬化する光硬化樹脂(アクリル樹脂)を用います。2006年頃から流行しており、ジェルネイル専門店なども数多くできています。
ジェルの種類はソフトジェル(カルジェル、バイオスカルプチュア、アクセンツ等)、ハードジェルの2種類があり、剥がす際にはアセトンで柔らかくする(ソフト)、削って剥していく(ハード)となります。
ジェルネイルのジェルは紫外線に当てない限り硬化しないため、時間制限なく形を作る事が出来ます。
ハードは、硬化後硬さがあるため、自爪を削り溝を作る事でジェルが自爪から剥離することを防ぎます。この削りの段階で自爪が薄くなり、ダメージを受ける場合が多いので注意。ソフトは、硬化後も柔軟性が持続するため、ジェル塗布前の自爪の削りがほとんどなく、爪へのダメージも少ないです。
自爪に近い仕上がりとなり、美しさが長持ちします。
欠点としては、思い通りの形を作るためには相当の技術が必要であること、原則として個人で剥がすことができずネイルサロンで除去しなければならないこと、アクリリックネイルに比べて高価、長さを出すと折れやすいこと、水に弱いことなどが挙げられます。