2014年02月10日

清浦夏実クロニクル8.十九色 その2

4.銀色の悲しみ
作詞:尾上文 作編曲神田朋樹 ストリングス編曲:久米大作

アルバム制作後半に差し掛かったところで出会ったこの曲。
作編曲は神田朋樹さんです。
十九色のアルバム制作よりも前にあった曲で
発表はされずに、ずっとあたためられていた曲だったそうです。

『革ジャンを着た優等生』というイメージで
制作がスタートしていきました。

歌詞は尾上文さんに書いていただいたのですが、
予想出来ない言葉選びをされる方だなと思いました。
失恋をした男の子と宇宙という、
独りで壮大で、ツンと冷たいようで焦がれてる、
そんな曲になったのではないかなと思います。

そしてこの曲の制作途中でアルバムタイトルを
『十九色』に決めたのですが、
図らずも『銀色の悲しみ』と色の名前が入って上がって来たので
その偶然にスタッフ陣含め驚いていました。

印象的だったのはオケ録りの日にバンドと合わせて
せーので仮歌を録音したことです。
振り切った歌にしようか、体温の無い歌にしようか
2パターン考えていたのですが、
最終的には表情の違う二声を重ねて
両パターンが採用される形に落ち着きました。
ポエトリーリーディングの箇所も少年っぽさを意識して語りました。

神田さんはひたすらギターで裏拍をずっと弾いていたり、
サイレンみたいな音を入れたり。
他にも久米さんがピアノで裏拍を音階で下って行ったり、
効果音的な要素もたくさん入っている曲なので
遊び心があり見ていてとても面白かったです。

男の子って失恋をしたらみんなこんな気持ちになるのかしら?
なんて思いながら、笑
私は男子中学生役をやっているような、
はたまたバンドマンになっているような、
そんな気持ちで歌っていました。

M3『アノネデモネ』とM4『銀色の悲しみ』、
比べてみると恋愛観の男女差がはっきりと出ています。
アルバムの中では是非注目して聴き比べていただきたいポイントです。

私はこの曲の持つトゲがとても好きです。



5.ネバーランド
作詞曲:清浦夏実、編曲:島田昌典
『銀色の悲しみ』からの余韻を感じつつ、
宇宙空間へ吸い込まれるような繋ぎを意識した曲順です。
この流れはアルバムの中でもお気に入りポイントです。
曲解説は以前紹介したので省略。


6.虹色ポケット
作詞曲:佐々倉有吾、編曲:山本隆二
『ネバーランド』から『虹色?』は
まるで子供に戻って行くような流れです。
こちらも曲解説は省略。


今回は主に銀色ばなしになりました。
シングル曲は色々な媒体でお話しする機会がありましたが、
アルバム曲の裏話が出来ると嬉しいものです。
まだまだつづく!お楽しみに!
Posted at 22:33 | この記事のURL | コメント(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする