水虫薬の選び方
原則的に水虫を疑う場合は、皮膚科を受診してください。ただ、色々事情がある場合は、薬局で水虫薬を買うことになります。その場合は、ぜひ薬剤師に症状を細かくお話しして、なるべく選んでもらうようにしましょう。
また、水虫は、感染症だから……といって自分の免疫で自然治癒するのでは?と、思う方もいらっしゃるようですが、殆ど自然には治りませんので、きちんと治療するようにしましょう。
水虫の薬の選び方
水虫の薬は、軟膏剤、クリーム、液剤、噴霧剤(噴きかけて使う)などがあります。
基本的には、乾燥している水虫には、液剤または噴霧剤を選択しますが、特に患部がひび割れている場合は、軟膏剤を使います。また、湿ってジクジクしたような水虫には軟膏剤やクリームを選択すると良いでしょう。
特にびらん(皮膚や粘膜の表面にできた小さな水疱や膿胞が破れて、細胞液がジクジク出てきて、ただれたような皮膚異常の状態)があり、水泡が破れているなどジクジクの状態がひどい場合は、市販の水虫薬(抗真菌薬)をつけるだけでは悪化してしまうことがあります。他の治療法を選んだり、抗真菌剤等と併用する必要がありますので、必ず皮膚科を受診してください。
また、爪まで症状がある場合にも、皮膚科を受診するようにしましょう。飲み薬などと一緒に治療することもあります。
水虫薬の注意点
水虫薬は、目や目の周り、粘膜(口、鼻の中、膣など)、陰のう、外陰部等には、使用しないでください。もし間違って、薬がついてしまった場合は、すぐに洗い流してください。
また、湿疹に使用する場合も、気をつけてください。湿疹の原因が白癬菌(水虫等の原因になる真菌(カビ))でない場合は、悪化することがあります。
患部が化膿している場合は、白癬菌以外の感染が含まれている場合もありますので、さらに悪化する前に、皮膚科を受診してください。
乳幼児に使用する場合は、医師の指示を仰いでください。乳幼児は、皮膚が薄いために薬が皮膚の内部の毛細血管に浸透・吸収されやすいのです。塗り薬(外用剤)でも薬の量によっては、薬の成分が全身に回ってしまうことがあります。
その他、おかしいなと思ったら、すぐに使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。薬の箱に入っている説明書をよく読んで、正しく使ってください。
主な水虫薬
◇ブテナロック
(久光製薬)(クリーム、液剤、噴霧剤)
◇スコルバ
(武田薬品)(クリーム、液剤)
◇ダマリン
(大正製薬)(軟膏、クリーム、液剤、噴霧剤)
◇ピロエース
(藤沢薬品)(軟膏、クリーム、液剤)
◇爪水虫薬 Dr.G's クリアネイル