「燃油サーチャージ」の価格はどうやって決まるの?
R259月19日(金) 13時31分配信 / 経済 - 経済総合国際線の飛行機に乗ると
きに、旅客運賃とは別に航空会社に支払う燃油特別付加運賃(通称、燃油サー
チャージ)が値上がりしている。日本の航空会社は10月からの値上げも決定し
た。運賃に燃油サーチャージを導入したのは2005年から。この3年で約10倍に
はね上がっている。そもそも、この燃油サーチャージって何なのだろう?
「原油高騰に伴い、航空会社の企業努力では吸収しきれない燃料価格の一部を
乗客の皆様にご負担いただく追加運賃です」(社団法人 日本旅行業協会
VWC2000万人推進室・副室長の田端俊文さん)
燃油サーチャージが航空運賃と別に徴収されるシステムになっているのは、燃
料価格の激しい変動に対応するため。価格を決めるのは各航空会社なので、料
金は一律ではない。機体ごとの燃費や路線ごとの需給バランスが、料金に反映
されることもある。異なる航空会社を使うと燃油サーチャージが往路と復路で
大きく違う場合もあるが、これには各国の事情が反映されている。
「香港は国策で燃油サーチャージの上限を定めているので、香港の航空会社を
使えば往復で5000円以内。産油国であるカタールの航空会社も燃油サーチャー
ジは他国の航空会社に比べると安いですね」(同)
そもそも燃油サーチャージの価格の基準はシンガポール市場での燃料価格。直
近3カ月の平均をもとに設定され、3カ月ごとに見直される。もちろん燃料価格
が下がれば燃油サーチャージの価格も下がる。
「8月末現在、燃料価格は下落気味です。10月までに燃料価格が高騰しなけれ
ば、8〜10月の平均が反映される来年1月の更新分から燃油サーチャージが値下
がりする可能性があります。それに、航空会社も新型機種を導入して機体その
ものを軽量化するなど、燃費節減には取り組んでいるところです」(同)
いつまでもこのままでいいとは、航空会社だって思っていない。が、当面は、
料金を比較したり、航空券の購入時期を気にしたりして対策するしかなさそう
だ。
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
引用:
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20080918-00000008-rnijugo-bus_all