♪ジャーナリスト/ライター 青木 優のブログ・コラムです!                                                  ただいま7才の娘の子育てに参加しながら働く父親です。                                                ここでは、古今洋邦のミュージシャンたちの育児観・子ども観について語りまくっております♪                         通称「コソロック」!!  リンクフリーですので、よろしくっ☆                                               ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   Twitterでは you_aoki


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NHK「パパサウルス」出演について@  2007年04月13日(Fri)

今朝も早起きして、ホノとカミさんを送り出したよ。
ホノ、ちょっと機嫌悪かったな。
でも朝ごはんはまあまあ食べたし、良しとするか。


コメントをくださった<キョコ>さん
育児に関するお仕事をされている方なんですね。
こうしてめぐり合っていただけたことは偶然ではなく、
きっと必然なのでは?と思いますよ。


いま、尾崎豊のことをたどっています。
というのは、彼にも子どもがいたからです。
僕は彼の音楽のいい聴き手ではなかったけれども、
ここで取り上げてみようと思っています。


その尾崎のことは次のテーマにして、
今回と次回はNHKの番組「パパサウルス」
僕たち家族が出ることについて書かせていただきます。

その回の放送はNHK総合テレビにて、
4月16日・月曜日の22:50から23:00まで

10分間だけの、短い番組です。


それから、この「子育てロック」も
去年夏のスタートから回を重ねてきました。
新しくたどり着いてくれた人が
この多くを読むのも大変かと思います。
今回のタイミングはこのブログ・コラムについて
おさらいするいい機会だとも思うので、
まずはそれを書くことから始めようと思います。

当「子育てロック」をPCで見ていただくとわかりますが
(このオリコンブログは同じURLで携帯電話でも見れます)
一番上のリード文の中で僕は、
音楽を聴いて働く毎日と、育児をしながらの生活を
<ねじれ飛んでしまいそうな>と書いています。
この文章には、
音楽を聴き、取材をしたりライヴに行ったりして、
それらについて書く・語る仕事をする自分と、
朝から晩まで毎日休むことができない子育て生活を
両立させることのしんどさを感じている
思いを込めています。


自分で望んで飛び込んだ音楽ジャーナリズムの仕事を
僕はとてもエンジョイしています。
大好きな音楽を中心にして、
その中での人間の感情の行き来、文化のあり方について
思いをめぐらし、語っていくことは
子どもの頃から憧れていたことであり、
それで生計を立てている自分自身が
今でもウソのよう、夢のようでもあります。

ところが、その生活の中に
<子育て>というものが入り込んできた3年半ほど前から
違和感を覚えることが急に多くなりました。
仕事関係の人に「そんなの奥さんに任せられないの?」
「青木さんは最近付き合いが悪い」とか、
言われるようになってしまいました。
気がつけば、音楽やマスコミの現場には
家庭や育児のことを語れる雰囲気がほとんどありません。
とくに男の子育て参加という概念を
理解してもらうことすら困難なのが現状だと思います。


ですが、これは現代の日本の多くの職場でも
似たようなものではないか?と思います。
これは20代半ばまで会社員生活を送り、
その後も世間の動きを見ている自分が
感じることでもあります。
しかし時代の波は少しずつ動いている。
<男は仕事、女は家庭>という世の中は
もはや遠い昔のものになりつつあります。


ただ、僕が家庭に半ば入らざるをえなかった背景には、
生後1ヵ月のホノが乳児けいれんを起こし、
てんかんと診断される病気になったこと、
そしてカミさんが出産時に腰に負担がかかり、
やがて椎間板ヘルニアを発症したことの2点があります。
こうした過程については、ミッシェル・ガン・エレファントの
解散ツアーのことを書いた時
に触れています。

ホノは定期的な通院と日々の療育を行いながら、
ほかの子に比べるとやはり発達の度合いが遅いです。
カミさんは、やはり腰が痛いと言いながら、
毎日を頑張っています。

こうした問題を抱えながら、
一家の生計を担いつつ、育児と家事のサポートをする生活は
その前の年までの独身時代のお気楽さとは
一線を画すものでした。
そんな僕の日常は、この「子育てロック」の
一番最初の回<ありふれた一日>で書いたとおりです。
仕事量も、ライヴに行く数も抑えながら、
家庭のことを顧みながら働く日々。

ただ、今の一戸建てに住むようになってからは、
お風呂あがりですぐに寝かしつけをして、
僕の食事はそのあとになったかな……。


こうした育児生活の中、やがて感じることが出てきました。
自分が好きなミュージシャンたちにも子どもがいて、
彼・彼女たちも案外と育児をしていること。
そしてわが子への、あるいは次の世代の子どもたちへの
愛情や希望を音楽に還元していること。
気がつけば、今やどこのロック・フェスでも
多くの子連れ客を見かけます。

音楽と育児は、たぶん、そぐわないものではない。
それを語ろうとする風潮がマスコミにないだけだ。
これには、先ほども書きましたが、
ジャーナリズムの現場に家庭を顧みる雰囲気が
極端に薄いからではないかと考えています。
また、音楽、とくにロックやポップスは
過去ずっと若い世代のものとされてきたため、
ファンが大人の年齢になっていく段階で
こうしたカルチャーとどう関わっていくかということが
まだ模索の渦中だということもあると思います。


この<音楽と子育て>について、
どちらにも首を突っ込んでいる男の自分が書くこと。
僕はこれを、自分のテーマのひとつにしようと発想しました。
それが2005年の2月のことでした。

そんなのロックじゃない、という声が聞こえてきそうです。
そう思う人もいるかもしれない。
ドラッグで死んでいく刹那的なロックの輝きもある。
家庭を持つことをせず、孤高のまま生きていく姿勢も
カッコいいと思う。
でも僕は思います。
<こんな生き方が、
こんなロックが、あってもいいんじゃない?>と。
それを提案することをやっていこうと思います。

あれだけ破滅的な人生を送っているピート・ドハーティ
自分の子どもを愛しているシーンを見て、僕は泣きました。


そして実際に「子育てロック」をスタートさせ、
じわじわと寄せられる共感の声に
僕は勇気をもらっています。


僕は、父親と子どもが触れ合うことをテーマにしている
「パパサウルス」という番組の姿勢に共鳴しました。
その趣旨は、押し付けではなく、
<こんなライフスタイルもあるのでは?>という提案、
提言のようなものであると解釈しました。
本放送は月曜の夜、さらに再放送は日曜の朝というのも
お父さんたちが見やすい時間帯を
意識しているのではないかと思います。


番組で、ホノと一緒に何にチャレンジするかを考えた結果、
僕が思いついたのは<ひと駅分を歩くこと>でした。
ほかの子に比べて歩き始めも遅かったホノは、
それだけの距離を歩いたことがありません。

そしてホノは頑張ってくれました。



カメラをのぞかせてもらっているホノ猫


番組、ぜひ観てください!


(この項、続く)
Posted at 10:30 | NHK「パパサウルス」出演 | この記事のURL | Clip!! | コメント(10) | トラックバック(0)

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コメント
初めまして。
偶然、『パパサウルス』を拝見したものです。
ほのちゃんを一目見て、青木さんのブログを探してしまいました。
というのは、もしかしたらもう承知されていることかもしれませんが、ほのちゃん内斜視じゃないかしら、と思ったからです。
私自身斜視で相当苦労しまして、まっすぐ歩くことすら辛い状況でした。幸い、良い先生に巡り会えてこれ以上はないというくらい手術が成功したおかげで、今はクリアな視界で過ごせております。
検査後にあちこちにぶつかる、などの記事を拝見していると、そのせいではないかなと勝手に心配してしまいました。
おせっかいでごめんなさい。
取り越し苦労だと嬉しいです。
Posted by:螢  at 2007年04月16日(Mon) 23:15

RIZEのナカを検索していてこのブログにたどり着きました。
それからというもの、このブログにはまってしまったRIZERの大学生です。
先ほどパパサウルスを見ました。
子育てと音楽なんて、とてもカッコイイパパさんですね笑顔
お子さんとのやり取りがとても微笑ましく、癒されました。
Posted by:nika  at 2007年04月16日(Mon) 23:10

とうとう今夜が放映日ですね。
私も周りの友達に宣伝させてもらっております♪

今回のコラムは本当に読み応えがあった・・・
私も”子育て”と”ロック”がイマイチ繋がってなかったけど、
これを読んで何かストンと落ちるものがありました。
そして読んだあとちょっと、ウルウルと来たよ。

遠くからですがいつも、応援しています。
親子三人仲良く、いつまでも頑張れ!!

Posted by:小太の母  at 2007年04月16日(Mon) 10:29

優さん、
私のブログをのぞきに来てくださいまして、
有難うございました笑顔
私にはブログにも書いたように、
子供はいません
女として人間として、
子供がほしいという瞬間は
多々あります。
でも、ないものは仕方がない。
だからこそ、子供を持ってる人が
仕事との両立をしながら
のびのびと、
そして生き生きと
子育てをできる環境こそが
望ましいと思います。

優さんが書いてらっしゃるとおり、
優さんの抱えてる状況は、
イコール今の日本の働き方
現状だと思います。
男女問わず、
仕事か家庭(子育て含む)の
二者択一しかできない社会というのは
なんて寂しい世界なんだろうと思います。

欧米が見習うべき全てとは思いません。
でも、見習うべきところは見習って
少しでも改善すべきところは改善する。
これでこそ、人智ろいうものだと思います。

何にしても、
こういう苦労ができるのは、
一生のうちでもわずかの期間だと思います。
軽やかに頑張ってくださいドキドキ大
Posted by:yuno  at 2007年04月16日(Mon) 03:10

いつも楽しく読ませて 頂いてます音符

子育て、ロック、仕事!
分ける必要性はないのですよね。

人によって 生活パターンが違うように 自分自身
家庭の中にも 仕事の中にも あるんだということで。

私は 女ですが 音楽が好きだし、女だからこうしろとか
、子供だから こう、とか・・・・旦那はこう!というのが 苦手なほうです。
自分にも夢があり、子供にも、今はマスコミ界に足をふみこませています。
実は 高校でやっていたスポーツで ヘルニア発症、以後 腰痛もち悲しい

これからの世代、見方を変えるだけでも 世界が広がる気がいたします。

ホノちゃんの可能性も 大きくなるとともに 見違えるように 成長されると思います。
いつか、パパとホノちゃん ロック・・・が読めるのかしら。
楽しみです。ハート

Posted by:みさやキッズ  at 2007年04月15日(Sun) 20:27

 男性が仕事を抱えながらも同時に家庭をも大事にしている姿は素晴らしいという以外の言葉は見当たりません。今の日本はどうなのかわからないけど、イギリスでは、お母さん抜きの、お父さん&赤ちゃん・子供連れをよく見かけますよ。男性の方が一生懸命家事・育児をする姿はとってもセクシーです(笑)! 
 音楽と子育て、なんてあらためて考える事はなかったけど、子供がいようがいまいが私から音楽生活がなくなるということは絶対ないですね。そんなの死ぬまでロックですよ。自分の葬式にもガンガン、ロック流してもらいます(笑)。その時に選曲にミスがないよう子供には赤ちゃんの時から英才教育です(笑)。
頑張ってください!
Posted by:laurelnobilis  at 2007年04月14日(Sat) 02:54

僕は忌野清志郎さんが大好きで、だからロックと子育てはイコールで、本当に素晴らしいと思います。子育てしてロック!本物のリスペクト!青木さんのソウル、素晴らしいです。
Posted by:高橋ROCK ME BABY  at 2007年04月13日(Fri) 15:10

わたしも、子育てと音楽生活の両立に賛成!
私だって子供が出来ようが、孫が出来ようがライブ行くのやめるつもりこれっぽっちもないですもん!
音楽はもう生活の一部だし、子供がうまれてもそれは生活の一部。
どっちかあきらめなきゃ行けない事ないですよね。
青木さんファミリーが出る番組見たかった!
実は社員旅行で19日から22日まで日本の名古屋に行くんです!わーい。
なにか楽しいライブやイベントあったら教えてください〜!
Posted by:  at 2007年04月13日(Fri) 14:15

最初「子育てロック」ときいて、相反する「子育て」と「ロック」をどう語るん?とやや斜め目線でみておりました。
でもこのコラムを読むうちに、あ、別に相反してなんかいなかったんだなあと気付かされることがしばしば。青木さんの文章はいろいろ考えさせてくれますよね。ここを読んでますます青木さんが好きになりましたよ(あ、文章が/笑)。
来週のオンエア、楽しみです。ホノちゃんもやっと見れるし!
Posted by:つくし  at 2007年04月13日(Fri) 13:37

はじめまして。
検索かなにかでたどり着いて、それ以降いつも楽しく読ませてもらっています。
今、奥様が妊娠6ヶ月で、ライブとかに行くこともめっきり減ってしまいましたが、それでもやっぱり音楽のある生活ってええなあと思いながら読んでいます。
子供と向き合いながら、仕事して生きて行く、という、そういう感じって独身の頃とはずいぶん違った行き方だなと確かに思いますが、そういうのも含めて楽しんで行けたらなと思います。今後も楽しみにしております!
Posted by:cohue  at 2007年04月13日(Fri) 11:38










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青木 優 プロフィール

★<あおき・ゆう> 1966年、島根県雲南市(旧・大原郡)生まれ。

★1994年より音楽ライター/ジャーナリストの仕事につく。
 洋邦のロックを中心に、インタビューやレビュー、ライヴ・レポの執筆といった仕事はもちろん、音楽シーンの考察、対談および座談会の司会役もこなす。
 たまにラジオに、ごくたまにテレビにも出演。
 DJもやりますよ。

★現在の主な執筆誌は「テレビブロス」「音楽と人」「ぴあ」「WHAT’S IN?」「MARQUEE」「オリコBiZ」などなど。webでもちょこちょこ仕事してます。

★東京都文京区にて、カミさん(妻)、そして2003年秋に生まれた長女ホノと3人暮らし。

★そしてそして06年夏、かねてからアイディアをあたためてきたこのブログ・コラム「子育てロック」をスタートさせることができました。
 07年4月には親子でNHK総合テレビの番組『パパサウルス』に出演。そのほか、当<コソロック>への反響、じわじわといただいておりまする♪
 みなさん、ありがとうございます! どんどこ書きますので、どんどこ読んで、どんどこツッコんでやってください!

★Twitterは → you_aoki
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