♪ジャーナリスト/ライター 青木 優のブログ・コラムです!                                                  ただいま7才の娘の子育てに参加しながら働く父親です。                                                ここでは、古今洋邦のミュージシャンたちの育児観・子ども観について語りまくっております♪                         通称「コソロック」!!  リンクフリーですので、よろしくっ☆                                               ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   Twitterでは you_aoki


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ソウル・フラワー・ユニオンE / 地球はおっぱいで成り立ってる  2008年10月01日(Wed)

秋雨の中、毎日チャリでホノを保育園に送っていってます。
頑張って、ね。
今度の台風もどうにか南の海のほうにそれてほしい……。


今週末に島根のおじじ(僕の父)がやって来るので
ホノはものすごく楽しみにしてて「おじじ来る?」を連発。
来るけど、もうちと先だっちゅうの。
すぐに帰っちゃうけど。
遊んでほしいらしいです。


そんな中、進学について考えなければならんことがあり、
とある小学校にお話を聞きに行きました。
入学するのは再来年なんだけど、
夏にも何校か行きました。
子どもたちは、廊下から見学してるこっちに向かって
授業中なのに「こんにちはー!」と
元気にあいさつしてくれて、
いやいや、申し訳ないですね。

校内を歩いてて、子どもの頃のことを思い出した。
僕は小学校低学年の頃、
高校卒業まであと10年以上あることを思って、
そんな長い間ずっと
こんな授業受けたりするのかな〜、とか
思ってた気がするな。

その行った先の小学校の女子の制服が
紺のセーラー服で、
ちっちゃいのが見本みたいに飾ってあって。
ホノが着たところを想像したら、ニマニマしてしもうた……。
もう5才だからね。
今はまだ全然一緒に遊んだり散歩行ったりしてるけど、
ここ数年のうちに、パパから遠ざかったりするのかなー。
男の子だったら、もっととっとと親離れしちゃうのかな。


雨の中お送りするのは、ソウル・フラワー・ユニオン。
中川敬くんのことを今回もね。

と、その前に。
伊丹英子さんのことを少しだけ。
いずれも『音楽と人』なのですが、
7月号ではヒデちゃんにインタビューしたのでした。

音楽と人 2008年 07月号 [雑誌]
USEN


リリース・タイミングとしては
マキシ・シングル「海へゆく」の時。

海へゆく
BM tunes


ただ、彼女は沖縄で家庭を構える身。
この時はネット電話のskypeを使いながらの遠距離通信で、
会話中にたびたび切れるという困った事態に(泣)。
ヒデちゃん、その節はすみませんでした。


彼女は沖縄で育児をしながら、
時々バンドに加わっているとのこと。
娘さんもだいぶ大きくなられたことでしょう。
しかもママでありながら
辺野古(へのこ)の基地建設反対運動にも関わっていて、
そのこともきっちり語ってもらいました。
いやぁ、相変わらずカッコいいヒデちゃんでした。


それから数ヵ月、今度は中川くんにインタビュー。
この時は本人に会っての取材で、
8月に東京の事務所にお邪魔しました。
こちらは『音楽と人』10月号に掲載されました。

音楽と人 2008年 10月号 [雑誌]
USEN


ソウル・フラワーは3年ぶりのニュー・アルバム
『カンテ・ディアスポラ』が出ました!
素晴らしくみなぎる生命力に、僕は感動しています。

カンテ・ディアスポラ
BM tunes


さて、このアルバムでコソロック的に大事なのは
やはり「もっとおっぱい」。
快活なリズムが楽しいこの歌、
イントロから赤ちゃんの声が聞こえてきます。

そう、これはもちろん彼の息子、ゆめちゃんの声。
以下、中川発言です!


あれはゆめさんです。
生まれてすぐの頃に、
泣いたらよく携帯のボイスレコーダーで録っててんね。
だからモノラルで音悪いねんけど。
昔は、自分の子供の泣き声を入れるミュージシャンって
いかがなものか?って思っててんけど(笑)



――あ、たとえばどんな?


スライ・ストーンの<スモール・トーク>。
けど、自分でやってしまったね。
ははははは!


スモール・トーク(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct


――(笑)その気持ちがわかりましたか。


まあ適当やけどね。
そんな深い考えがあるわけではない。
いちおう録ってたから、データ流し込んで貼ってみたら、
“あ、おもろいやん”って。
“魂込めて入れました”みたいな感じではない(笑)



そうでしたー!
ここでも書いたことあったです、
スライの回で彼が『スモール・トーク』のタイトル曲で
子供の泣き声を入れてたこと。
なお、スライはこの夏初来日し、
東京JAZZで観たライヴのことも書きましたよ♪


さて、中川インタビューはこの後あれこれ話す中で
<笑うこと>の大切さという話になっていきます。


うちは笑いまくってるよ。家族3人で!(笑)


――そ、それは素敵なことです。


いちおうルールがある。
子供の前で、一切ケンカはしない



――えっ、ほんと!?


絶対しない。
つねに笑う!
子供生まれる前に決めたよ。
笑いしかない家。
変な家。
だから、めちゃめちゃ笑うガキになってきた(笑)



――そうなんだ?
 だって中川くんってすぐケンカしたり、
 怒ってそうな感じがあるのに。



いやいやいや!
俺ほど穏健な人はいない(笑)。
あんまケンカとかしないからね、俺。
昔から、彼女とは。

(中略)
“ごめんごめん”ってすぐ言うしね。
ゴメン星人(笑)。
世の中の問題の発端はほぼ男の方にあるしね



――そ、そうかな?


もう絶対、男が悪いと思う!
 あんまり深く考えずにそういうふうに言ってしまうね、
昔から(笑)。

(中略)
男が戦争を起こして、男が世界をむちゃくちゃにしてる


言えてますねー。
男性的な原理が世界を争いに向かわせてる気がします。

ただ、うちは口論とかしてるの、たまに見せちゃってるかなー?
こりゃーいかんですね。
自分が子どもの頃にしても、両親の口論のシーン、
覚えてるもんな……。
だいぶ物心ついた時期だったんで
<まあ、このぐらいするわな>と思ったもんだけど。


というかホノは、僕とカミさんがご飯中に普通に話をしてても
「パパとママ、おしゃべりしないの!」とか言うんだよなー。
ええやん〜。
自分と話してほしいっぽいです。


で、で、インタビューは
再び問題曲(笑)の「もっとおっぱい」に。


ほんまに、何をやっても泣き止まないね〜!


――あ、また子供の話?
 はいはい(笑)。



夜泣き!
もう2時間ぐらい、声がガラガラになるまで
子守唄とか唄っても泣き止まないのに……
おっぱい一発で簡単に泣き止むねんな。
いやあ、おっぱいの偉大さに直面したね、去年は(笑)。
“すべての人間はこっから始まってんねんな”みたいに
思うよね。
“石原慎太郎もこんなんやったわけやな”
“内田裕也もこんなんやったわけかー”みたいなね(笑)。
おっぱいあって地球は成り立ってるなあ、みたいなね

(後略)」


おっぱい一発で夜泣きストップ……(笑)。
世の中に、これに同感のパパ、多いんじゃないでしょうか。

そして、すべての人間はこっから始まってる、ね。
たしかーに。
そばにいる人も、仕事仲間や友人も、街の人もTVで観る人も、
善人も悪人も、天才もアホも、みんな、みんな……
最初は赤ちゃんなんだよね。


そう思うとまた、いろいろ考え、感じること、ありますよね。


とにかく人間味いっぱいの中川インタビューでありました。
みんなもソウル・フラワーの新作、ぜひ聴いてみてください!
Posted at 04:33 | ソウル・フラワー 子どもの誕生が音楽にもたらしたもの | この記事のURL | Clip!! | コメント(2) | トラックバック(0)

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コメント
「おっぱいの偉大さ」を知るのは女も一緒です。自分の乳で子供が生きている。人間も一個の獣として命の本質に触れるときですね。でも、今わが息子は勝手に大きくなったような顔をしてます。私自身も親になって初めて感じたことですから、これが自然の摂理でしょう。そうして巣立ってゆくのですね。ソウルフルユニオン応援してます。
Posted by:40ン  at 2008年10月04日(Sat) 17:16

今回も面白く拝見させて頂きました。杉並区の小学校って確か乙武さんが先生をしている学校がありましたよね。彼からはきっといろんなことが親も子も学べそうな気がして興味があるんですけど… 
本当に青木さんは子育てに参加する素敵なパパですね。ソウルフラワーの新作に興味が湧きました。
Posted by:戸山  at 2008年10月02日(Thu) 00:26










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青木 優 プロフィール

★<あおき・ゆう> 1966年、島根県雲南市(旧・大原郡)生まれ。

★1994年より音楽ライター/ジャーナリストの仕事につく。
 洋邦のロックを中心に、インタビューやレビュー、ライヴ・レポの執筆といった仕事はもちろん、音楽シーンの考察、対談および座談会の司会役もこなす。
 たまにラジオに、ごくたまにテレビにも出演。
 DJもやりますよ。

★現在の主な執筆誌は「テレビブロス」「音楽と人」「ぴあ」「WHAT’S IN?」「MARQUEE」「オリコBiZ」などなど。webでもちょこちょこ仕事してます。

★東京都文京区にて、カミさん(妻)、そして2003年秋に生まれた長女ホノと3人暮らし。

★そしてそして06年夏、かねてからアイディアをあたためてきたこのブログ・コラム「子育てロック」をスタートさせることができました。
 07年4月には親子でNHK総合テレビの番組『パパサウルス』に出演。そのほか、当<コソロック>への反響、じわじわといただいておりまする♪
 みなさん、ありがとうございます! どんどこ書きますので、どんどこ読んで、どんどこツッコんでやってください!

★Twitterは → you_aoki
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