| スザンヌ・ヴェガ@ / 20年前、NY、児童虐待の歌 2007年09月24日(Mon) |
3連休が多いですね。
これに困っております。
まず、平日が少ないぶん締め切りが詰まり気味で、
しかも原稿は連休明けまでにと頼まれがち。
どの仕事も同じ日に全部仕上げるのは難しいっす……。
前倒しでやれと?
やってるつもりですけどねー。なかなか。
一方で休み中の家族は
何か予定を作らないともてあますし、
かと言って、どこ行っても混んでるし。
ほんとはずっと家で仕事していたいんだけど、
遊んでくれってホノがうるさいしなー。
しかしホノ、今度はちょっとノドの調子が悪かったので
この連休はあまり動かないことにしました。
ということで、チャリで近場に買い物に行くぐらいで
お茶をにごしています。
あとはひたすら原稿、少しだけ家事手伝い(笑)と育児、
んでまた原稿……。
でもこれだけ月曜休みが多いと、
学校の講義とか、月曜だけ極端に少ないわけでしょ?
そういうのって、不都合ないのかな。
さて、今回はスザンヌ・ヴェガについて。
彼女のことはこの「子育てロック」発案時から
ずっと書こうと思ってました。
ほぼ3年かかって、ついにその時が! |
スザンヌは1959年、
アメリカ生まれのシンガー・ソングライター。
なので現在48歳、かなりのベテランですね。
しかしアルバムの数は決して多くなく、
今年発表された新作『ビューティ&クライム』は
6年ぶりのオリジナル・アルバムで、
通算で数えるとやっと7枚目。
なんとジャズ・レーベルの名門である
ブルーノートからのリリースです。
僕がこのスザンヌの歌を知ったのは86年頃、
デビュー・アルバムが日本発売されたタイミングで。
ラジオで耳にした曲が気になって、
それからアルバムを大学の生協で注文して
買った記憶があります。
 | 街角の詩 ユニバーサル インターナショナル |
アコースティック・ギターで奏でられる
メロディアスな曲が多く、
決してドラマチックな曲調ではなかったけれど
ほのかな叙情が湧き立つような感じが好きでした。
ジャケットに写る本人も、歌声も、
なんとなく体温が低そう。
歌詞も、わりと淡々とした情景描写のようだったな。
ニューヨークという大都市の生活感が
じわじわと流れていくような空気が良かった。
そしてスザンヌはこのアルバムで
新時代のフォーク・シンガーとして評価されていました。
そんな彼女の歌が世界的に大きな脚光を浴びたのは
翌87年の春のこと。
シングル「ルカ」が
アメリカのヒット・チャートを昇っていたのです。
体温が低そうなスザンヌの歌声は
デビュー作の時と変わっていなかった。
しかしサウンドはポップになり、
この時期の作品は
ジャケットやパブリシティにおける手法も
かなりそのルックスを前面に押し出したものでした。
この前に映画のタイアップ曲もあったし、
所属レーベルのA&Mは勝負に出たんだろうな、と。
そしてこのヒット曲「ルカ」においては
そうしたスザンヌの存在感以上に
大きく取り沙汰された事実がありました。
というのは、この歌の背景には
20年前当時のアメリカで社会問題化していた
児童虐待問題があったからです。
歌の中で主人公の少年ルカは、
真夜中、階下に向けて
怒鳴り声とかケンカの声とかが聞こえても
大丈夫だから何もきかないで……と言っている。
厳しさと悲しさが響く、リアルすぎるポップ・ソング。
当時何度も流れたモノクロームのビデオクリップも
とても印象深いものでした。
<YouTube Luka - SuzanneVega>
学生でヒマだった僕は当時、
今以上に新聞やニュースを見る生活をしていた。
そんな時にこの歌に接し、かなり驚きを感じたものでした。
子どもを大人が虐待する?
そんなことが日常的な事件になっているなんて、
ちょっと信じられないことだった。
アメリカって国は進みすぎてるな、
まったくとんでもないことが起こってるな
……なんて思ったものです。
それが今からちょうど20年前のこと。
しかし気がつけば、今やこの日本の現状は……
そう、ご存じのとおりなのです。
(この項、続く) |
| Posted at 06:32
| スザンヌ・ヴェガ 悲しい虐待の歌
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コメント |
Posted by: akio at 2008年11月14日(Fri) 17:19
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Posted by:つくし at 2007年09月26日(Wed) 23:50
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