ほくろだと思っていたものが、実は癌だったとなったらショックですよね。なかなか素人目には判断しづらいものですが、このようなほくろがあるなら注意してみた方がいいというほくろ(と思われるもの)をいくつか紹介します。次のようなものです。@手のひら、足の裏にあるほくろA色にムラがあるほくろB周りの皮膚との境目がぼやけていほくろC形がいびつなほくろD生まれつきあったほくろに変化が起きたEほくろの周りにいくつもの小さな斑点があるほくろFほくろが急成長したG出血したり、じゅくじゅくしたりするほくろ この様なほくろ・ほくろのようなものがある場合、念のためにも一度、皮膚科などの医療機関で見てもらい、除去の必要を確認した方がいいと思います。他にも自分で不安に思っているほくろで除去したいものがあるのなら、除去の必要性について相談してみる事も大切ではないでしょうか?
ほくろは皮膚癌の一種であるという認識を持っておられる方は結構いらっしゃると思います。そして、「ほくろが大きくなると癌になる」ということも、もしかしたらお聞きになったことがあるかもしれませんが、ただ単にほくろが大きくなったら癌になるという事ではありませんし、除去の必要もありません。ほくろは大抵良性ですから、除去を考える頻度は低いです。ただ、初期段階の「悪性黒色腫(メラノーマ)」という癌と、良性のほくろの区別が付きづらいので、「ほくろが大きくなったら癌なので除去」という印象を受けるのかもしれません。ほくろが癌になったのではなく、ほくろだと思っていた「悪性黒色腫(メラノーマ)」が初期段階からだんだんと進行していき、癌になったと考えるのが一般的な認識のようです。しかしながら、われわれ一般人の目には、ほくろと癌の違いを見分けるのは難しいですし、「自分の体にあるほくろが実は癌なのでは」という不安があるのなら、きちんと皮膚科などの医療機関で検査をしてみて、必要であれば除去することをおすすめします。
ほくろが皮膚癌かどうか見分ける方法として、病理検査があります。病理検査とは、切除したほくろを薄く切って染色して、専門医が顕微鏡を使って検査することです。最終的にこの検査をすることによって、良性か悪性かが判明します。自分のほくろに異常が起こったり、大きめのほくろがあるのなら、きちんと検査を受けたほうがいいでしょう。ほくろ除去は、美容整形をする事とは違いますし、美しくなる事のためだけにするわけではありません。ほくろの除去でコンプレックスを取り除くだけではなく、ほくろに潜んでいる病気を発見し、病気を除去するという事にもなるのです。
ほくろと思われている癌というものは、さほど重要視されていない感がありますが、メラノーマなど、ほくろと思われている癌にも、進行性はあるのです。ほくろの癌の進行状態は1期、2期、3期、4期 に分けられます。ほくろの癌の進行状態が1期から2期、2期から3期と、進行したと判断するための材料として、「最初に発生した癌の皮膚表面からの深さ」「最初に発生した癌の近くのリンパ節(所属リンパ節)に転移があるかどうか。また、何個転移しているか」「内臓への転移があるかどうか。また、何処に転移しているか」などがあるようです。この進行状態の判断は、ほくろの癌に限らずいえる事ですが、他の内臓の癌の様に、進行する事、転移があること、死に至る事もある事を、十分知っておいて欲しいと思います。誰にでもある、痛みも感じないからと言って、侮ってはいけません。ほくろの除去を真剣に考えましょう。
ほくろの出来る位置でも、足の裏に出来るほくろは危ないものが多いという認識を持っておられる方がいらっしゃると思います。実際、足の裏に出来るほくろには注意が必要で、足の裏は、人間の全体重を支えて立ったり歩いたりします。それだけでも足の裏には大きな負担がかかっているので、足の裏は、紫外線に関してはそれほど影響はないものの、刺激を多く受ける事になります。そのために、足の裏のほくろは変化しやすいといわれます。そして、ほくろのような癌のみならず、日本人全体の癌の3割が、足の裏のほくろなんだそうです。ほくろの直径が5mm以内ならそんなに心配はいらないようですが、変化しやすい場所でもありますし、足の裏など、そんなにしょっちゅう見る機会はないかもしれませんが、もう足の裏にほくろのある人、ない人も、時々注意して見て、必要であれば除去しておきましょう。