本名 ココア
桜文鳥の女の子です
ここたんは私が小学生のときにやってきました
ペットショップの小鳥売り場の前で大泣きして、買ってもらいました
すくすくと成長したここたんは、立派な桜文鳥になり
白文鳥のミーユと結婚
優しいお母さんになりました。
子供たちが巣立ってからはちょっと寂しくなったけど、
旦那のミーユと2羽で楽しく暮らしていました
しかし、ある日突然ミーユが息を引き取りました
いつも元気に鳴いていたここたんの声は 寂しそうにミーユを呼ぶ声に変わり
そして、驚いたことに 換羽期でもないのに
ここたんの毛はどんどん抜け落ちてしまいました。
母と私はここたんが寂しくないように
できる限り一緒に遊んだけれど、
しばらく ここたんは元気をなくしていました・・・
そんなときに、
ユッチがやってきました!
ユッチは祖父の家に迷い鳥として預けられたオスの白文鳥
そのミーユそっくりな容姿、このタイミング、まさに運命だと思いました
ここたんとユッチは出会ったその日から、
一緒につぼ巣に入り 羽づくろいをするほど仲良くなりました
きっと、寂しいもの同士 お互いを必要としたのでしょう
2羽はとても仲良かったのですが、繁殖行動をとろうとしませんでした
ここたんだけでなく、どうやらユッチも老鳥のようでした
それから数年の月日が流れ、ユッチもこの世を去りました
ようやく手に馴れてきたと思っていた矢先でした・・・
また、ここたんはひとりぼっちになってしまいました
今まで旦那さんを大切にしてきたここたんは
人の手の中に長く居ることはありませんでした。
でも ひとりぼっちになったここたんは
人の手の中に入りたがって、たくさん鳴いて呼ぶようになりました
おばあちゃんになって、
飛ぶことも、枝に乗ることもできなくなったここたんを
私は毎日のようにカゴから出して抱きました
ここたんは1羽になって心細いでしょうから、
できる限り愛情を与えてあげたかったのです。
おまえは大切な家族だよって伝えたかったのです
そしてここたんは、今月の26日に眠ったまま息を引き取りました。
目をつぶったまま 手の中で眠っているときのようなあの姿のまま
つぼ巣の中でひとり亡くなっていました
できることなら、手の中で、天に召されるその瞬間まで看取ってあげたかったです
最期まで、ここたんに寂しい思いをさせたくありませんでした
ここたんがやってきたとき小学生だった私も、今は成人しています
とても長い間、私の生活の中にここたんは存在していました。
居て当たり前のようだったここたんが居なくなって
今日ここたんのお家を片付けたけど、まだ実感が湧きません
あの鳴き声が聞こえないと、元気でもなくしたのかと
ここたんがいた場所を見てしまいます
夕方になると、ここたんの電気ヒーターを入れてやらなきゃと立ち上がってしまいます
思い出すと涙が・・・
ここたん本当にありがとう
手の中にいるときのあの感触や
背中の羽の匂いをもう嗅げなくなるのは寂しいけど
またいつか会える気がする、ここたんは大切な家族です