2007年12月01日(Sat)
この時期、必ず流行るものといえば…そう、風邪!外出時はマスクをしたり、帰宅時はうがいをしたりと努力はするのだが、なぜか毎年ひいてしまう。そんなあなたにぜひ試してほしいのが、“うがいは飲む”“マスクは濡らす”という今年の風邪予防の新常識だ。
“ガラガラ…ゴクン!”とうがい薬を飲んでしまう、衝撃(?)のCMを観たことのある人も多いと思うが、この商品は小林製薬の「のどぬ〜るガラゴック」(1050円)。うがい薬に見えるのは8種類の生薬が入った漢方液剤で、飲むことでうがいが下手な人でものどの奥まで薬が届き、身体のなかからも効くようになっている。新常識“うがいは飲む”は、そもそも1998年に学会誌に発表された「風邪をひきやすい時間帯」に関する論文に端を発している。人間が活動する昼の時間帯は、食事をしたり話したりすることで、ゴクンと唾液を飲む嚥下(えんげ)を繰り返している。しかし夜は睡眠により嚥下は極端に少ない。したがって、睡眠中は鼻や口から入ったウイルスを嚥下によって退治できず(ウイルスは飲むことで毒性がなくなる)、風邪をひいてしまう。朝起きると風邪をひいている、十分な睡眠をとっても風邪をひくということが多いのは、このためだという。嚥下は風邪予防にかかせない。殺菌作用のある日本茶でうがいをして飲むのも効き目があるという。
また、ウイルスは乾燥した状態で繁殖しやすい。乾燥しがちな冬場は、風邪予防のためにも部屋の湿度を上げたほうがよいと思われているが、マンションなど密閉性の高い住居では、加湿がダニやカビの繁殖につながることもある。そこで注目されているのが「濡れマスク」だ。これは歯科医師の臼田篤伸氏が著書などで提唱しているものだが、普通のマスクの上3分の1を水で濡らして折り曲げ、鼻の下に当てると、鼻から湿った空気が吸収され、口からのウイルスの侵入も防ぐことができる。「明日は大事な仕事がある!」というときなどは、寝るときに濡れマスクをすると風邪が防げるのではないだろうか。ちなみに濡れマスク支持の多さを証明するかのように、こちらも小林製薬から「のどぬ〜る濡れマスク」(504円)が昼用、就寝用と2タイプ発売されている。今年の冬は去年とは違う予防策を実践して、春まで風邪知らずでいきませんか?
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