2010年05月21日

雨 3

「雨 1」⇒http://blog.oricon.co.jp/h_k_t_y_love/archive/1187/0
「雨 2」⇒http://blog.oricon.co.jp/h_k_t_y_love/archive/1188/0


 次の日の朝、私はあの人が起きる前に家を出た。
あの人に会うのがなんとなく怖かったからだ。
玄関を出るとやっぱり空は泣きそうで、
私はその日も傘を持って行った。
いつも通りに学校で過ごし、家に帰ろうと電車に乗る。
今日はバイトがないから、早く家に帰る。
あの人もそれを知っているはずだから、
さすがに今日は「田辺さん」は来てないだろう。
そんなことを思いながら電車に乗ると、
同じ車両にあの人が乗っていた。
仕事で相手先に行く途中なのか、家に帰る途中なのかはわからないが、
身体が一気に緊張していくのがわかった。
私が思っていたよりも、私にとってこの人の存在は大きかったらしい。
目を合わせないように反対を向いていると、
あの人は私の存在に気付いたようだった。
生まれて初めて電車の窓ガラスをも恨んだ気がした。
あの人がさりげなく私の横に来て、
「次の駅で降りなさい。」
とだけ呟いた。
私に拒否権はない。

 次の駅で降りたのは、私とあの人だけだった。
都会にある割には治安が悪くて、誰かが住むような場所でも、
わざわざ来る用事ができるような場所でもないからだ。
あの人は突然私に言った。
「何で昨日は家にいたの?
 あなたいつも家に居ない日よね?
 どうして予定と違うことをするの?
 そんなに私の邪魔がしたい?
 私はずっとあんたを1人で育ててきたのよ?
 それなのにどうしてあんたは私の邪魔ばかりするの?
 そんなに私のことが嫌い?
 なんなの?
 何がしたいのよ?」
さんざん叫んだあと、あの人は私をひっぱたいた。
「あんたなんかいなくなればいいのに。」
「あんたなんか生まなきゃよかった」
「あんたのせいで私は幸せになれないのよ」
そう言いながら、私は何度も頬を叩かれた。
私は泣いていた。
頬が痛かったからじゃなくて、心が痛かったから。
自分が必要とされていないことは知っていたつもりだった。
この人にとって邪魔者でしかないこともわかっているつもりだった。
でも、私が思っている以上に、私はこの人の邪魔者でしかなかった。
存在する意味がないのではなく、存在すること自体が迷惑だったのだ。
一度叩かれるたびに、その実感がぬり重ねられていく。
私は気付いたら口の中が切れるほど叩かれていて、頬には涙が伝っていた。
周りには私たち以外誰も居なかった。

 ひとしきり叩いたこの人は、
「なんなのよぉ。」
そう言いながら泣いて崩れ落ちた。
このとき初めて私は、自分のせいでこの人は
田辺さんと上手くいかなかったんであろうことに気付いた。
しばらくの間私は、崩れ落ちることもせず、ただ突っ立っていた。
「あぁ、私はいないほうがいいんだ…」
色々なことが頭の中を駆け巡った結果、私の結論はそこに辿りついた。
結論というより、原点に近かった気がする。
電車の音が聞こえた。
その瞬間、私の足は線路へと向かい、今、私は線路の上へと向かっている。
落ちる前に一度あの人のほうを向いたせいで、私は今空を見上げている。
あと数秒で電車が私の上を通る。

空はやっと泣き始めた。

雨 2

「雨 1」⇒http://blog.oricon.co.jp/h_k_t_y_love/archive/1187/0

 学校ではいつも通り、友達と楽しく過ごした。
雨が降りそうで嫌だとか。
体育の先生が怖いだとか。
数学の宿題が終わらないだとか。
当たり障りのない会話をする。
私はこの時間が一番幸せだった。
私の学校は部活に熱心なほうで、特に運動部はすごい。
でも私はバイトがあるから、部活には入っていない。
私の学校は本当はバイト禁止なんだけど、私は学校に黙ってやっている。
バレたら停学かな。
でもあの人が煩わしい思いをしないためには仕方ない。
私にとってもあの人にとっても、
私が自分でお金を稼ぐ以上に良い方法はないのだから。

 一通りの授業が終わって帰ろうとすると、空が朝よりも暗かった。
今日のバイトは時間が遅いから、荷物を家に置いてから行く予定だった。
母親は仕事に行っているから、私が家に帰っても問題はない。
はずだった。
玄関に入ると、母親のものともう一つ、知らない靴があった。
どうみても男物の靴が。
心臓が爆発するかと思った。
これ以上家の中に入れば確実にあの人の機嫌を損ねる。
でも今踵を返せばこれから先家に帰れなくなる。
この二つを頭の中で巡らせていると、あの人が来た。
「何?」
冷たい目で、冷たい声で、あの人は私に一言だけ放った。
「あの…。荷物を置いてからバイトに行こうと思って…」
言いかけたとき、後ろから知らない男が出てきた。
「あれ?娘さんかな? 初めまして。お母さんの同僚の田辺です。」
男は爽やかな挨拶を私に向けた。
それを見た母の態度は一変し、
「高校生だから私の言うことをちっとも聞かなくて。
 すぐにまた出て行きますから。」
これは私に「さっさと出て行け」と言っているらしかった。
「初めまして。娘の由紀です。
 私はすぐに出かけるので、ゆっくりしていって下さい。」
笑顔は頑張って取り繕った。と思う。
とにかく私はすぐに着がえて荷物を置き、
とにかく急いでバイト先へと向かった。
空はまだ泣いていなかった。

 バイトが終わって家に着いたのは23時だった。
「田辺さん」はもう帰っていて、あの人はもう寝ていた。
「よかった…」
心からそう思った。
あの人は暴力を振るうわけじゃない。
ただ、私に聞こえるようなため息をついたり、
「あんたが居なければね」って言ったりする。
私はそれが嫌でたまらなかった。
自分が他の人間の邪魔でしかないことを実感するのが、
怖くて、寂しくて、どうしようもなくたまらなかった。
誰かに必要とされていたいとは思わない。
ただせめて、誰かの邪魔でしかない存在ではいたくなかった。


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雨 1

 雨の日の午後、電車の中で下校中の高校生が、母親がキレたから死んだ。
さて、この人はどのようにして死んだでしょう。
A・母親に殺された
B・自殺した
C・隣の席のおじさんに殺された
さぁ、あなたはどれだと思いますか。
結果を発表します。
Aを選んだあなたは、近いうちにご両親とケンカするかも。
Bを選んだあなたは、悩みが大きくなりすぎて耐えられなくなる予感。
Cを選んだあなたは、変な事件に巻き込まれるかもしれないから気をつけて。
今週の心理テストはどうでしたか。
また来週までお元気で。

 すごくいい笑顔のアナウンサーが手を振って画面が切り替わった。
いつものことだけど、この人はどうしてこんなコーナーが好きなんだろう。
目の前でニヤニヤ笑う母親を見て、私はなんとなくそう思った。
が、ゆっくりしている場合ではない。
さっさと家を出て、母親が機嫌を損ねないようにしなければ。
食器を片付け、私は静かに家を出た。
「いってきます。」を言おうかと思ったけど、
あえて母親の邪魔をすることはないと思ってやめた。
玄関を出ると空は薄暗く、家の中みたいだった。
念のために傘を持って、私は静かに扉を閉めた。
あの人のことは別に嫌いじゃない。
女手一つで私を育ててくれたんだし、会社でも色々あるんだと思う。
学校にも行かせてくれてるし。
やらなければならないのは一つだけ。
私が私の役割をきちんとこなせばいい。
掃除、洗濯、食事も、
「私のためにあの人が何かをする」ということを、日常生活からなくせばいいんだ。
私は自分の中で再確認して、足を少し速めた。
空はまだ泣いていなかった。


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2010年02月08日

起きる。
学校に行く。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
学校に行く。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
学校に行く。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
学校に行く。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
学校に行く。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。
起きる。
予備校に行く。
宿題をする。
勉強をする。
寝る。

少しずつ埃が溜まっていく。
たった1日のために埃に耐える。
埃が重くなる。
埃を掃う(はらう)方法を知らない。
とりあえず埃を溜めておく。
1日が近くなる。

3月。
自分の番号を見失う。
埃になる。






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2010年01月03日

階段

気付いたら、僕は階段を上っていた。
僕は裸だった。
でも、恥ずかしいとは思わなかった。
だって、周りには僕以外何もなかったから。
真っ白な、果てのない世界。
そこに唯一存在する長い階段を、僕は独りで上った。

階段がある意味も、階段を上る意味も考えず上っていた。
ふと周りに目をやると、人がいた。
みんな裸だった。
だから恥ずかしいとは思わなかった。
僕も、他人(ひと)も、疲れ始めていた。
だから、互いに声を掛け合い、励ましあった。
階段を上ることを止めようとは思わなかった。
というより、止められないような気がした。

他人(ひと)と励ましあい始めて、しばらくが経った。
ふと、何のきっかけもなく、疑問が湧いてきた。
「こいつらを信じてもいいのか」
それは、水が湧き出るように僕の心に溢れ、僕の心を支配した。
「いつか蹴落とされるんじゃないか」
「実は騙されているんじゃないか」
「後ろから僕を狙ってるんじゃないか」
そしてそれは、僕がこう思うに十分だった。
「自分を護らなければ」

そこから僕は、他人(ひと)と馴れ合うのを止めた。
始めのように、独りで階段を上っていく。
さっきよりも冷ややかな目で他人(ひと)を睨む。
他人(ひと)と馴れ合っていないことを証明する。
それが目的であるかのように、僕は階段を上り続けた。

そして、気付けば服を着始めていた。
薄い布地のものから始まり、今はもう服だけではなくなった。
分厚い服を着て、丈夫な靴を履く。
その上に鋼鉄の鎧をまとい、頑丈な兜(かぶと)を被った。
そして、ただ上っていた。


ある日、階段が途絶えた。
僕は、少し広さのある平地に着いた。
そこには誰もいない。
独りで黙々と上る僕の後ろには、
付いて来れる他人(ひと)はいなかったようだ。
今までずっと上ってきた、一直線の、長い、永い階段を見た。
「勝った」ような気がした。
何かに。誰かに。
そして笑みがこぼれそうになったとき、後ろで誰かが囁いた。
嘲笑うように。

「可哀想に。道を間違えたんだねぇ。」

気付いたら、辿り着いた僕の世界は真っ暗だった。

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2009年05月08日

お願い 〜後半〜

「お願い〜前半〜」はここからどうぞ

僕は「やりたいこと」をやりたいようにやった。
普通のサラリーマンから社長まで出世したり、
裏の社会では顔を利かせられるようにもなった。
そして、年齢が120になろうとしていた。

100を越えた辺りから、入退院を繰り返していた。
しかし、「願いを取り消せ」とは口が裂けても言えない。
自ら死刑宣告をするやつがいるか?
そうこうしている間にもう120歳にもなろうとしている。

体が思うように動いてくれない。
トイレに行けないなどという次元の問題ではない。
足が曲げられないのだ。
腕を上げるのにも痛みが走る。
酸素吸入と点滴をしながらベッドの上で寝ている。
そうやって24時間を過ごし、繰り返す。

生きている事にここまでの苦痛を感じたのは初めてだった。
延命措置などしなくても僕は生き続ける。
痛みと苦しみしか残らない、まさに生き地獄だ。
「永遠の命」など欲しがった罰だと思った。

「そろそろ悪魔にくれてやるか…」

そう思ったとき、ふと疑問が浮き上がった。
どうすれば良いんだ?


”『願いを取り消せ』と口にしていただければ、
 すぐに伺わせていただきます。”


いっきに絶望が襲い掛かってきた。

”口にしていただければ”

そんなことが今の僕にできるわけがない!!!
音となるのは嗚咽ばかりのこの僕が!!!

絶望に打ちひしがれている僕の前に
身なりのいい青年が立ちふさがった。

悪魔だ。

「気に入っていただけましたか?
 1つ言い忘れていたのですが、
 悪魔の餌は魂ばかりではありません。
 むしろ人間の味わう苦痛のほうが
 私どもにはよほど美味しいのですよ。
 これからも末永くご提供願います。」

言い表せない絶望を突きつけられた僕に、
立ち去ろうとする悪魔は
満面の笑みを浮かべて僕に言った。

「だから言ったではないですか。
 私は悪魔だと。」

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2009年05月06日

お願い 〜前半〜

「突然の訪問失礼します。
 私、あなたの願いを叶えに参りました。」

身なりのいい黒づくめの服を着た青年が
駅で僕に声をかけてきた。
困惑と警戒を浮かべた僕の表情を察して、
青年はいたって分かりやすく答えてくれた。

「私、悪魔でございます。
 あなたの願いを1つだけ叶えて差し上げる代わりに
 あなたの魂、苦痛を頂きに参りました。」

えらく優しい微笑で言う言葉には
悪意はまったく感じられない。

「君が悪魔?願いを叶える?何の冗談だ?
 だいたい君が悪魔だとしてなぜ願いを叶える?
 勝手に魂を奪っていくものじゃないのか?」

言いながら、青年が悪魔であろうことは薄々分かった。
僕以外の誰にも見えていないようなのだ。
駅の黒づくめの青年に、誰も気にも留めない。
すれ違う人は僕を凝視するように通り過ぎる。
「誰と話しているんだ?」というように…。

そんな僕の質問に、青年は優しくこ答えた。

「私が悪魔である説明は…もはや必要はありませんね。
 魂ですが、勝手に奪い去るような真似はいたしません。
 きちんと天寿を全うしていただいたあと、
 天国へと昇る代わりに私のもとへ来ていただきます。
 その代わり、どんな望みでも1つ、叶えて差し上げますよ?」

まるで旅行の話しでもしているかのような言い方。
普通なら断わるところだろう。
というより、信じないだろう。

しかし、僕は欲がある。
やりたいことが山ほどありすぎて時間が足りない。
冗談でも「金が欲しい」「王様になりたい」
そんな願いを口にしたくもなる気分だった。


「永遠の命を」


「100や200では時間が足りない。
 僕がいいと言うまで生きさせてもらう。」

「では、願いを取り消せるチャンスを1度だけ差し上げます。
 『願いを取り消せ』と口にしていただければ、
 すぐに伺わせていただきます。
 そのとき、魂をいただくことにいたしましょう。」

「いつ僕の魂をもらえるか分からないんだぞ?
 お前はそれでいいのか?」

「はい、私は悪魔ですから。」

にっこり笑いながら「悪魔ですから」と言った。
その意味は僕には分からなかったが、
とにかく永遠の命を手に入れた。


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2008年12月19日

お人形さん

この間の誕生日に、パパがプレゼントを買ってくれたの。

それはね、動くお人形さん。

私と同じ大きさでね、同じように動いてね、ご飯も食べるの。

お風呂にも入るし、一緒にお布団にも入るのよ?

同じだから自分で考えることもできるの。

私はお人形さんをとっても気に入ったから、

とっても、とっても大切にしたの。

いっつも一緒にいたかったから、私と同じお部屋にいて、

私と一緒に学校に行ったの。

お人形さんはずっと私と一緒にいたの。

でもね、周りのお友達がお人形さんに言うの。

「可愛いお人形さんね。一緒に遊びましょう?」

「ねぇねぇ。こっちでお話しましょう?」

「今日は私たちと一緒に帰りましょう?」




ある日お人形さんは私に言ったの

「今日ハ、オ友達ト一緒ニ帰リマスカラ、先ニ帰ッテイテ下サイ。」

私はずっと一緒にいたかったの。

だってお人形さんが大好きだもの。

でもね、お外に行ったらお人形さんが何処かに行ってしまうの。

誰かに盗られてしまうの。

だから私はお人形さんを護るって決めたの。

お部屋にお人形さんを閉じ込めて、誰にも会わせなかったの。

だって、お友達が来て毒を飲まされたら大変でしょ?

ナイフで刺されてしまうかもしれないじゃない。

だからね、大切に大切に護るためにお部屋の中に閉じ込めたの。




そしたらね、何日かしてお人形さんは私に言ったの

「ドウシテ、ココニ私ヲ閉ジ込メルノデスカ?

 早クココカラ出シテ下サイ。オ願イシマス。」

お人形さんは泣きながら何度も私にそう言ったの。

でもね、私はお人形さんが大切だったから

「いやよ。絶対にここから出てはいけないわ。」

ずっとそう言い続けてたの。

それでもお人形さんは私にお願いしたの。

だから、私は怒ってお人形さんの胸にナイフを刺したの。

だって、私の言うこと聞いてくれないんですもの。

大切なお人形さんを誰かに盗られるくらいなら欲しくないわ。




私はパパにお人形さんのことを話したの。

そしたらパパは私に言ったの。

「仕方ないな。次は壊しちゃいけないぞ?」

明日は私の誕生日だから、またお人形さんを買ってくれるって。

今度はもっともっと大切にするわ。

ずっと私とお部屋にいるの。

絶対に誰にも見せない。触らせない。

大切に大切にするんだから。

解説

2008年12月04日

天使と悪魔

僕が君に初めて出逢ったとき、僕はまだ天使でした。

君と友達になり、恋人になり、幸せの一途を辿っていたある日、

僕はある話を聞いてしまいました。

神が君を消滅させよう(殺そう)と計画している話を。

神は優しく誰からも愛される君を妬んでいたようです。

「あいつさえ消えれば私はこんな思いをせずにすむのだ」

扉越しにそうおっしゃっているのが聞こえました。



この世界には神の行いに意見できる者など誰もいません。

でも、僕は我慢できませんでした。

君のいないこの世界にどうして僕が生きていられるのです?

だから僕は神を消滅させに(殺しに)行きました。

君に話してしまったら、きっと反対したでしょう?

君は誰よりも優しい心を持っているから。



神がいなくなった瞬間、僕の羽は色を変え始めました。

輝かんばかりの純白の羽から奈落の底の様な漆黒の羽へと。

いつか君が生まれ変わっても、僕は同じ場所にはいられません。

でも、どうか僕のために涙を流し続けないで。



どこにいても

僕が君を守るから。

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2008年10月12日

小説Part2

小説Part2ですよ。

自分で何かいてるか分からんくなってきたからな←末期

まぁ…見たい人は見てください…

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