親しみのある口ひげと、独特のしわがれ声。“和製クラプトン”とも呼ばれ、日本のブルース・ロックの先駆けだった柳さんが天国へ旅立った。
柳さんは今年8月20日に横浜のライブハウス「FRIDAY」で予定していた公演をキャンセル。同店によると、8月上旬につえをついて店を訪れ「これから入院する」などと話していたという。その後、横浜市内の病院を一時退院したが、今週、帰らぬ人となった。
酒豪で知られる柳さんだが、数年前から肝臓とすい臓の病気を患っていたという。12日には訃報を聞いた音楽仲間が横浜市内の飲食店に集まって追悼した。
柳さんは、「ザ・ゴールデン・カップス」などを経て、1975年に6人編成の「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成。78年、萩原健一主演のドラマ「死人狩り」(フジテレビ系)の主題歌「雨に泣いてる」が大ヒットしてブレーク。演歌・歌謡曲が隆盛だった当時では異端だったR&B(リズム・アンド・ブルース)で人気を呼んだ。司馬遼太郎さんの作品をモチーフにした「酔って候」や「『祭ばやしが聞こえる』のテーマ」「微笑の法則」などがヒット。日本武道館公演を成功させ、解散後の82年にはソロとしてレイ・チャールズと日本ツアーで共演した。
当時の所属事務所社長だった知久悟司氏は「一度聞いて『すごい歌い手だ』と。当時の日本人にはいなかった。大好きだった司馬遼太郎さんからサインを頂き、無邪気に喜んでいた姿が忘れられない」としのんだ。
近年は、2005年に「柳ジョージ&レイニーウッド」を再結成するなど地元・横浜を中心に意欲的に活動。08年にはフジ・ロック・フェスティバルにも出演した。
今月22日には、柳さんを悼み、横浜・中区のライブハウス「FRIDAY」で親交のあったミッキー吉野(59)やエディ藩(64)を中心にライブイベントを開催する。
◆柳ジョージ 本名・柳譲治。1948年1月30日、横浜生まれ。高校でバンドを始め、日大在学中にグループ「パワーハウス」でデビュー。GSブーム時の70年、「ザ・ゴールデン・カップス」にベーシストとして参加。一時、音楽を捨てサラリーマンになったが、3日でやめて渡英。帰国後の75年、リーダーとして「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成。85年、アルバム「GOOD TIMES」で日本レコード大賞企画賞。タレント・所ジョージの芸名はその名に由来。宇崎竜童が名付けた。
萩原健一初ライブで、バックバンドとしてショーケンと共演
中3の時このレコードを買ってよく聞いてた
これは最近紙ジャケCDで再度購入したもの
日本のロックアルバム史上に残る伝説のタイトルだ
柳ジョージさん 安らかに・・・(´;ω;`)