9年前、7歳の長男が死んだ。脳梗塞だった。
4年前、流産した日の夜夢を見た。
10代と思われる男子が座っていて、赤ん坊を抱いてあやしていた。
何故かそれが成長した長男と流産した赤子だと、直感的に思った。
彼は私に向かって
「お母さん、この子は僕が面倒みるから安心して」
と笑って言った。
私は自分の泣き声で目覚めました。
長男の死後2ヶ月のある日、私は5歳の長女を乗せて運転中、ミスって崖から落下。
数分気絶後目が覚めたら私と娘は車の外に投げ出されて谷底の浅い小川に。
車は川岸で大破していた。
崖の高さは50m、警察やレスキュー隊に『奇跡の生存』と言われた。
娘と同室に入院し、そこで警察の事情聴取。脱出状況を聞かれたが記憶にない。
すると隣のベッドの娘が突然
「車が飛んだ時に、ガラスが割れて、お兄ちゃんが引っ張り出してくれたよ。見たもん。」
と言い出した。
私はそれを聞いて泣いてしまいました。
何故なら警察の現場検証でも、我々親子の脱出経路がわからないと言われた後だったからです。
長男の死後、長女がやたらと(事故の時以外も)
「お兄ちゃんを見た」
「お兄ちゃんの声が聞こえた」
と言いはじめた。
お兄ちゃん大好きな子だったから寂しくてそう言うのだろうと思っていた。
幼い子独特の幻だろうとも。
ある日娘が
「お兄ちゃんが、お天気の神様と仲良しになったって言ってたよ」
と言い、それ以来娘は『晴れ女』になった。
娘のイベントの日は必ず晴れます。
その晴れ女っぷりは半端ないもので、台風直撃中も娘のいる場所だけ雨が降らなかったり、
吹雪の日も娘がでかけようとすると雪が止んだりします。
娘は「お兄ちゃんが自分が濡れないように守ってくれている」
と信じ続けています。
もちろん私も。
451 :本当にあった怖い名無し :2005/10/30(日) 19:30:05 ID:/n4v1NWm0
霊とはちょっと違うかも知れないんだが、俺さ、6年前に彼女を病気で亡くしてるんだよね。
それから3年くらいはほんとに空白の日々で、何にもする気が起きなくて。
墓参りは最初の年だけ行ったけど、それからは行ってなかったんだよ。
忘れたわけじゃないよ。
行ったら絶対泣くし前に進めない気がしてね。
でも今年の命日(9月)にね、行ったんだよ、墓参りに。
ある程度自分の中で落ち着いたって部分があってさ。
親戚や両親と会いたくないから夕方にね、花と線香持って行った。
予想通り墓石にお菓子と花、線香があってさ。
ちゃんとご両親も供養してくれてるんだなって。(当たり前なんだけど)
それで、俺も線香と花をあげてさ、6年間の報告をしてたんだよ。
「来れなくてごめんな」とか「そっちはどうだ?」とか、
独り言をぶつぶつ(笑
452 :本当にあった怖い名無し :2005/10/30(日) 19:30:47 ID:/n4v1NWm0
でね、それから30分くらいかな。
ふと見たら10メートルくらい先に、違う人の墓参りに来てる家族がいてさ、
お父さん、お母さん、小さい女の子の3人で来てて。
会話から察するに遠くから来た故人の親戚っぽい感じ。
それを何となく見てたら女の子と目が合ってさ、
5秒くらい?気まずいから目を逸らした。
そしたら女の子がこっちに走って来たんだよ。
たたたって、感じで。
んで、お墓に供えてあったお菓子を指差してさ、
「お兄ちゃん、これ食べていいよ」って(笑
苦笑したよ。
キミにそんな事いう資格はないだろ、みたいな(笑
さも当然に言うもんだからさ、面白くて、
子供と会話するのは得意じゃなんだけど、しゃがんで話したんだよ。
「ありがと。でもこのお菓子はお兄ちゃんのじゃないから食べれないな(笑 ところでお譲様はおいくつですか?」
「5才」
「お名前は?」
「ともみ」
「ともみ」って、亡くなった彼女の名前なんだよね。
まあ偶然なんだろうけどさ、それがすごく印象に残ってて、ちょっとここに書いてみた。
生まれ変わりを信じるほどロマンチストじゃないよ。
信じちゃいないがもし生まれ変わりなんだとしたら、あの子の幸せを願わずにはいられない。
凄く元気な子だったな・・・病気とか全然しなそうな。
帰り際「またね。お菓子食べてね!」と言って帰って行った。
その姿がほんとに可笑しくて、上手く言えないけどさ、少し前向きになれたんだよね。
生まれ変わりじゃなくても、何らかの力が働いてあの子と会わせてくれたのかなって思うよ。
591 :本当にあった怖い名無し :2005/12/04(日) 11:39:09 ID:GdF1r3cc0
私の友達、Sには、生まれられなかったけれど、
本当ならお兄ちゃんがいた。
Sの家族は、今でもそこにお兄ちゃんがいるように話して、
姿は無いけど 家族みたいに扱っているらしい。
Sはたまにその話をすると、
「せめて顔くらいは見たかったなぁ…」と涙ぐむ。
以前、怖い話大会みたいなことを、みんなで輪になって話していて、
Sのお兄さんの話になった。
それを聞いたK(彼女はSのお兄さんのことをしらない)が、ぽつりともらした。
「そうなんだ。どうりで…」
Kいわく、Sの後ろにはいつもお兄さんがいて、Sと一緒に大きくなっているのだとか。
「見えないけど、ちゃんといるんだ」
と、Sはまた泣いていた。
847 :本当にあった怖い名無し :2006/02/13(月) 00:08:39 ID:FVnfRefz0
友人の結婚式に出席しました。
彼女は中学のときに母親を亡くして大変でしたが、
優しそうな旦那様にめぐり合い、とても幸せそうでした。
家に帰り、撮影した写真を整理していると、
気になる写真が一枚。
結婚式の最後、両親に花束と、自分の生まれたときの
重さのぬいぐるみを渡すイベントの写真です。
彼女のお父さんと、相手の方のお父さんの間に
大きなオーブがひとつ。
スポットライトではありません。
舞台背景に下がっている幕の襞をまったく無視した、
大人と同じくらいのサイズの真っ白な玉。
本来なら、花嫁の母親の立ち位置にぽっかりと浮かんでいます。
ハル、良かったね。
お母さん、来てたみたいだよ。


