「10年ぐらい役者をやって来て、この作品が自分のなかで一番集中できた」
黒川芽以が作品の手応えをそう表現するのが、1月6日午後9時オンエアのNHK懸賞ドラマ『風の来た道』だ。日本放送作家協会主催の「創作テレビドラマ脚本懸賞公募」で最優秀に選ばれた作品で、黒川の役どころは、母子家庭で生活保護を受けながら暮らす高校2年生・瑞希。
「瑞希はフルートで東京の音大に行きたい女の子。お母さん(石田えり)はお母さんで子離れが出来なくて……。そんなふたりの葛藤がありつつ、お互いが少しずつ成長していくというストーリーです。
(役柄に)集中できたのは撮り方もあったのかも。ドキュメントを撮ってらっしゃるカメラマンの方で、カット割りせずにハンディカメラで私とお母さんを追いかけていく感じで、そういう環境も入りやすかったと思います。こんなに手応えのあった役は初めてかな。自分が描いているような、監督が求めているのはこういうことだろうというものに近いものはできたと思います」
1月17日には、ヤマハミュージックコミュニケーションズより1stアルバム『10 sprout』をリリース。自身で作詞作曲を手がけた3曲を含む全10曲が収録されている。
「これからも、いろんな経験やチャレンジをまだまだしたいと思っています。今年はもう20歳になっちゃうし、いろんなものを吸収して、外見的にも大人っぽくなりたいなと(笑)。いい経験や、幸せに思っている時間が長ければ長いほど、いい方向に変わっていけると思うので、頑張っていきたいです」
黒川芽以
1987年5月13日生まれ、東京都出身。これまでドラマ『ケータイ刑事 銭形泪』、映画『問題のない私たち』『劇場版 怪談新耳袋〜幽霊マンション』などに出演。主演ドラマ『恋する日曜日/綾子の恋』(BS-i)が1月6日、13日に放送される。