その後も特に何とも思っていなかったのですが、ある日の学校の放課後、部活に向かうため体育館に向かっていると、体育館外の陰で、そのコが泣いているのを見かけたんです。
私は気になって、そのコに声をかけました。すると、真っ赤な目をしたその転入女子生徒は、逃げるように走ってどこかに行ってしまいました。
その日からです。私はそのコを意識するようになってしまったのです。
これが恋愛の不思議なところで、それまでは何も気にならなかった彼女のことが、気になって仕方がなくなってしまったのです。
そして冬休みに入り、彼女に会えないのがもどかしくて、早く冬休みが終わるのを心待ちにしました。私は冬休み明けに、そのコに告白しようと決めていました。
でも、これも人生、なかなかウマくはいかないもの。冬休みが終わって学校に行ったら、そのコは別の学校に転校してしまっていたのです。
私は幼いながらも悔やみ切れず、それからと言うもの、好きになったらすぐに告白する、そんな今の超攻撃型スタイルを身につけたのでした(笑)