23才のとき、生まれて初めてセックスをした。なんか、こう、恥ずかしいけど感動だった。初めての女性の唇、初めてのオッパイ、初めてのコーマン。そして、初めてのフェラチオ。あ、フェラチオはあったかなあ? 定かではない。でも、クンニをした覚えはある。初めてのクンニの味はレモンの味。な、わけはなく、ホタテの香りがした。って、これ読んでたら怒られるな(笑)。アメリカンジョーク。勘弁、カンベン。でも、そう、すべてが初めて。元気はつらつ。実際に挿入する前に興奮して、ベッドの横のカーテンに射精した。だから、オイラの初めての相手はカーテンだったのかもしれない。
ユキ(本名・オイラの最初の奥さん・33で離婚することに……)と初めて出会ったのは新宿の『ヘッドパワー』というライブハウス。友達の彼女のバンドがライブをやるというので観に行った。そこでギターを弾いていたのがユキであった。それまでは一目ぼれなんちゅーものは信じてなかったんだけど、あ、実際にこんなこともあるんだなと思うくらいに、一目ぼれだった。それまでは高井麻巳子一筋だったオイラが23にして、ようやく、テレビの世界ではない、リアルな女のコを好きになった。まー、まー、今から考えれば、特別に美人とか可愛いとかいうわけじゃなかったんだけど、でも、グッと来た。そういうことってある。自分にとって100パーセントの女のコ。それはそれは、ものすごい求心力だった。まさに、彼女はオイラにとって台風のようだった。ライク・ア・ハリケーン。