2012年03月04日

ドラゴン・タトゥーの女

昨日、『ドラゴン・タトゥーの女』を見てきました。

この作品は、前評判同様に面白かったです。

ストーリーは、企業経営者の黒い交際を暴くために奮闘するも、証拠不足から名誉毀損で訴えられたジャーナリストが、40年前にある島で起きた少女疾走事件を追うというもの。

一つの話が終わったと思ったら、次の物語が始まるという伏線やテンポ感の良さは見事の一言。約2時間半という上映時間を全く感じさせませんでした。

この作品は、別の監督で一度映画化されているので、そちらや原作小説も見てみたいと思いました。

正直、続編も(映画化するかは未定ですが)気になるところです。
Posted at 11:41| 映画 | この記事のURL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

おとなのけんか

これは、"子どものケンカに親が顔を出す"という典型的な話。

しかも、殆ど子どもが出てこない。

登場するのは、加害者の両親A夫妻と被害者の両親B夫妻のみ。

物語は、A夫妻がB夫妻の家に謝罪に訪れるところから始まります。

最初こそ、平身低頭に謝るA夫妻ですが、自分の息子ばかり悪く言われることに次第に反論。

まあ、ここまではよくある話。

暴走するA夫に反論するB妻。
それをなだめるA妻とB夫。

すると、B妻が「なんで、A妻を擁護するんだ」と夫に突っかかる。

ここから異種格闘技選手権が始まるわけです。

チーム編成は、A対Bの場合もあれば、男対女の場合もあるし、夫婦同士のの醜い争いもある。

もう、論点が子どものことから大幅にズレているわけです。

本末転倒とはこれいかに。

しかも、これを「戦場のピアニスト」を作ったロマン・ポランスキー監督がやっているというのだから驚き。

本当によくある話なんですが、笑えます。

心に元気が欲しいときなどに見てみてはいかがでしょう?
Posted at 12:39| 映画 | この記事のURL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

SHAME/シェイム

今回紹介するのは、セッ○○依存症をリアルに描いた作品「SHAME
/シェイム」。
※スパムがいっぱい付きそうだったので伏せ字で失礼します。

テーマがテーマなので、もちろん性描写や自慰なども出てきますが、そんじょそこらのラブストーリーよりも淡々と見られます(期待した人はごめんなさい)。

主人公は、ニューヨークで働くバリバリのビジネスマン。

職場ではクールガイを気取っていますが、その裏には誰にも言えない悩みを抱えています。

そんな彼のもとに突然妹が訪れてきます。
彼女も心に傷を抱える一人。

不器用な二人は、お互いに傷つけあいながらも同居を始めます。

見ていて思うのは、二人ともとても不器用だなということ。

相手との距離感がつかめないから、近づき過ぎたり、離れすぎたりして傷ついてしまう(兄妹でも、恋人でも)。

そのストレスが、各々の依存症へと繋がっていくわけです。

彼自身、セッ○○をしていても決して幸せそうじゃないんですよね。
それが依存症の苦しさなのかなと思ってみたり。

他の依存症は、それ自体(お酒とか)を排除すれば克服することができますが、この場合どうすれば克服することができるのだろう?なんてことも気になったりしました。

この作品は、「ゴールデングローブ賞」にもノミネートされるなど注目を集めております。
→それを知って興味を持ったというのもあります。

まもなく発表されるアカデミー賞にこの作品が絡むのかどうかも気になるところです。

2012年01月17日

ロボジー

今回紹介するのは、『ウォーターボーイズ』や『ハッピーフライト』を作ってきた矢口史靖監督の最新作『ロボジー』

物語の舞台は、とある家電メーカー。

自社のPRのために、社長命令でロボット開発に取り掛かったのは、エアコンのIC担当、洗濯機の営業担当、梱包担当の3人。
当然ながら、専門分野とは全くかけ離れた仕事を任せられた彼らが、いきなりロボットを開発できるはずもなく…。

しかも、出品するはずだった「ロボット博」の1週間前に開発中だったロボットが大破。

全てを正直話して許しを請うか、無理な開発を続けるか悩んだ末に彼らが選んだのは、ロボットの外枠だけを使って、中に人間を入れてしまうこと。

最初は、自分たちが入ることも考えたが、身長も体重も全く違う凸凹トリオは、どうやっても入ることができない。
そこで、行ったのがロボットショーのオーディション。

戦隊ヒーローものに憧れてきた人や、お小遣い稼ぎのためなど様々な人が集まる中で、見事合格したのは73歳のおじいちゃん。

しかも、いわゆる“頑固ジジイ”タイプ。

なんとか、裏事情を隠して「ロボット博」に出てもらったものの、当然ながら言う事なんか聞くじいさんじゃない。
音楽に合わせて踊るロボットを見れば、負けずに“じいさんロボット”も踊りだす(笑)。

気が付けば、1回だけの登場の予定が、引く手あまたの人気者に。

ここから物語が大きく展開していくのですが、じいさんがとにかくいい味を出している。

今はあまり見ることの無くなった、悪いことをしたら“誰でも叱る”ようなおじいさんなので、当然家電メーカーの3人ともよくぶつかる。

でも、そのおかげで3人も変わるし、じいさんも少しずつ変化していく。

基本的には娯楽作品なのですが、人間も模様もしっかり描かれているので、物語としても十分楽しめます。
子供から大人まで楽しめるのもの、この作品の魅力かもしれません。

個人的には、矢口監督が次はどのようなテーマで作品を作るのかも気になるところです。



うちのサイトで、監督&キャストインタビューもしているので、よろしければどうぞ!

■矢口史靖監督、ロボットとじいさんの先に見えたもの
■映画『ロボジー』で窓際社員を好演 濱田岳・川合正悟・川島潤哉

2012年01月12日

TIME/タイム

今回紹介するのは、AKB48の篠田麻里子さんが日本語の吹き替えを担当することでも話題の映画『TIME/タイム』(2月17日公開)。

物語の舞台は、遺伝子操作により全ての人類の成長が25歳で止まってしまうことになってしまった世界。
人間は25歳になると余命1年が宣告されてしまいます。

寿命を延ばすために必要なのは、働くか、他人から分けて貰うか、他人から強奪するか…。

しかも、この寿命(時間)は通貨としての役割も果たしているため、買い物をするだけでも命のカウンターはどんどん減っていきます。

そんな1日1日を大切に生きている人がいるなかで、永遠に近い命を持って暮らす富裕層も。
彼らは、一般とは隔離された街で日々を怠惰に優雅に過ごしています。

とあるキッカケで、富裕層と貧民層の寿命の不均衡(富裕層のために、自分たちの寿命が利用されている)に気付いた主人公は、その格差を解消するためにある行動に出ます。

物語の設定はすごく面白いと思うのですが「寿命=お金」という感覚が理解できず、作品の3割くらい楽しめていないのでは?という気持ちです。

よく冗談で「永遠の25歳」なんて言ったりしますが、親も祖父母も見た目は“25歳”となると、ちょっと違和感。
それが、この物語のポイントでもあるのですが、みんなの見た目が25歳だった場合(子供を除く)、美の価値観がどのように変化していくのか気になったりもします。

残り寿命が見える恐怖。残りあと1日、1時間、5分となった時、自分だったらどのように行動するのか(できるのか)考えながら観てみるのもいいかもしれません。
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3位飯田圭織
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