◆オコーネル(ブレンダン・フレイザー)
元傭兵の冒険家。ちょっと頭は弱く大雑把な性格はしているものの、仲間思いのいい男。勝算など何もないが、なにかと絶叫して立ち向かっていくオコーネル、どんな問題も行動力と筋肉で解決。
◆エヴリン(レイチェル・ワイズ)
伝説や呪いは信じない、自信過剰なエジプト学者。言動はインテリ風なのに所々でおっちょこちょいな面をみせ、周囲の人間をトラブルに巻き込む。
◆ジョナサン(ジョン・ハナ)
エヴリンの実の兄。これでもかというくらい無責任で金目の物に弱い。小心者なのか度胸があるのか、
いつもとんでもない事をしでかしては逃げ回る。要所要所でお宝と仲間の命を天秤にかけるが、悪人にはなり切れない。
<あらすじ>
紀元前1290年エジプト。大司祭イムホテップは王の愛人アナクスナムンと禁断の恋に落ち、生きたままミイラとされ、ハムナプトラ(死者の都)に埋められる。
時は流れて西暦1926年。エヴリンとジョナサンは、ハムナプトラの場所を知っているというカイロ刑務所の死刑囚オコーネルを、そこへ案内することを条件に解放する。
ただの未発見遺跡の発掘のつもりで行ったハムナプトラで、偶然にも地下に眠る史上最悪のミイラ・イムホテップを蘇らせてしまう。
3000年前に成就しなかった禁断の恋を叶え、さらには世界を支配しようとするイムホテップは、ミイラを解き放ち、砂嵐をおこし、空から火を降らす。ただの案内人だったはずのオコーネルもどんどん深みにはまり、イムホテップとの戦いが始まる。
数千年に渡り、封印されたハムナプトラを守ってきたメジャイの戦士や、アメリカから来たとレジャーハンター一行も戦いに参戦、誰が敵で誰が見方か、ミイラ退治とお宝の争奪戦。
<レビュー>
1900年代前半まだ世界が冒険に満ちていた時代を舞台に、癖のあるキャラクターと共に描かれる、恋と冒険とミイラ退治という、アドベンチャー映画だ。
この手の映画でよくあるのが、愛と冒険と勇気といったコンセプトだが、この映画はそういった同カテゴリー作品とは違い全体的にゆるくのほほんとした雰囲気がある。
なぜなら、主要登場人物がみんないい意味でバカなのだ。映画中では空から火が降ったり、生身の人間がどうこうなったりと、大変なことが沢山起きるのだが、それに対する登場人物のおバカともいえる反応がいちいち面白い。その他、ピンチなシーンでのブラックジョークの切れ味も抜群で、ドキドキハラハラというよりは「あっ、そんな考え方しちゃった(笑)」「そんなことしちゃいますか!?」といった楽しみ方が正解だろう。
ハムナプトラ 失われた沙漠の都/THE MUMMY/1999年